2018年6月20日水曜日

予知情報


2018.05.01(第51回)
ロシアとシリアの未来
 早くも5月になりました。
季節は初夏になり気持ちのよい風が吹いていますが、シリア情勢を中心に世界情勢はさらに危険な方向に進みつつあるようです。
今回はこの状況を見ながら、久しぶりにこれからどのようなことが起こるのか、いくつか予言を参照してみることにしましょう。
●実施された空爆
すでに半月も前になりましたが、アメリカ軍は4月13日、イギリス、フランス両軍とともにシリアを攻撃しました。
シリアをめぐっては4月7日、アサド政権軍が反体制派が潜伏するダマスカス近郊の東グータ地区にある町、デューマを空爆した際、
民間人ら約50人が呼吸困難などの症状で死亡したとされ、アサド政権軍が化学兵器を使った疑いが持たれています。
トランプ大統領は政権側が化学兵器を使ったと断定し、軍に攻撃命令を下しました。
トランプはツィッターでシリアへの攻撃を示唆するとともに、アサド政権を支援しているロシアを牽制しました。
●化学兵器は本当に使われたのか?
このように、今回のシリア空爆の理由になったのは、ロシアに支援されたアサド政権が行ったとされる化学兵器の使用です。
塩素が使われたとされています。
しかし、化学兵器の使用が疑われているダマスカス近郊、東グータ地区にある町、デューマをロシア軍が調査したところ、
化学兵器が使われた証拠が見つかりませんでした。
さらに、ロシアのニュースメディア、「スプートニク」は、化学兵器攻撃がなかったとする証拠を掲載しました。
欧米の主要メディアでは、化学兵器の攻撃を受け治療されている市民を撮影したビデオが放映されていますが、
このビデオに登場する医者と医学生にインタビューしました。要約すると次のような証言を得ました。
・4月7日、近隣の3階建の建物が崩壊した。3階と地下にいた住民が病院に運び込まれた。
・地下から救出された住民は爆煙のなかで呼吸困難な状況だった。
その治療を実施していた。またなかには喘息の患者もいたので、治療を受けていた。
・そのとき、撮影機材を持った集団が治療室に入ってきた。
見たこともない集団だ。
彼らは「化学兵器の攻撃だ」と怒鳴って、その場にいた患者に水をかけ始めた。
人々はあっけにとられて見ていた。
・彼らは撮影が終わるとすぐに出て行った。
この日、化学兵器の攻撃があったという事実はまったくないし、その治療を受けた患者もいない。
このような内容でした。
さらに、4月13日のアメリカ、イギリス、フランスの空爆の終了後、欧米のジャーナリストも実際に化学兵器による攻撃が行われたのかどうか確認するため、
東グータのデューマに入り始めました。
そうしたジャーナリストからの取材報告が出てきています。
最初は、英「インデペンデンス紙」の著名な記者、ロバート・フィスクの報道です。
中東の調査報道ではもっとも著名なジャーナリストです。
これまでも数々のスクープをものにしています。
4月16日、フィスクはデューマに入り、化学兵器攻撃の犠牲者の治療を行った病院で取材をしました。
すると、「スプートニク」のビデオでも証言した医者と医学生から同じ証言を得ることができました。
フィスクも化学兵器の攻撃があったとする証拠は皆無であるとしたのです。
次に、アメリカのCNNやFOXニュースに次ぐ大手ケーブルテレビの
「ワン・アメリカン・ネットワーク(OAN)」
の取材報告です。
4月17日、フィスクに続き「OAN」もデューマに取材チームを送り、原地の状況を報道しました。
それは、以下のような内容でした。
・デューマに入り、当局による証言内容の操作が疑われないように、街に出て無作為に40名ほどの市民や兵士にインタビューした。
するとどの人も化学兵器の攻撃などはまったくなかったと証言した。
・市民によると、これはシリア政府軍との戦闘に負けている反政府勢力の「イスラム軍」が行った自作自演のプロパガンダではないのかということだ。
国際世論を味方につけ、状況を挽回しようとしたではないかという。
・また、化学兵器攻撃の犠牲者を治療したとされる病院にも行ってみたが、そのような攻撃はなかったと皆証言した。
彼らは、その日は呼吸困難になっている患者の治療を行っていたといっている。
この日はひとりの死者も出ていないということだった。
・最後に、アサド大統領についてどう思うか聞いて見たところ、ほぼ全員がアサドこそ救世主なので、心から愛しているという返答だった。
反政府勢力の「イスラム軍」の支配はまさに地獄のようだったという。
このような証言でした。
これらの証言を見ると、先の「スプートニク」が報道した証言内容とぴったりと一致しています。
やはりアメリカやイギリスが主張するような化学兵器の攻撃はなかったと結論づけてよいでしょう。
これはアメリカに支援された反政府勢力のプロパガンダに過ぎない可能性が極めて高いのです。
●次の攻撃はイスラエルが主導
では、なぜアメリカを中心とした欧米諸国は、化学兵器の攻撃をでっち上げるのでしょうか? 
その答えは明白です。
シリアのアサド政権を打倒し、親欧米派の政権に置き換えることです。
しかし、ロシアとイランに支援されたアサド政権が崩壊する予兆はまったくありません。
むしろ、シリア政府軍はシリアの大部分の地域を平定し、シリア全土を支配下にしつつあります。
そのような状況ですから、欧米による攻撃はこれから何度も起こるとみてよいでしょう。
シリア国内にはアメリカ軍とロシア軍の両方が展開しています。
下手をすると、アメリカ軍とロシア軍の戦闘機が交戦するという最悪な事態にさえなる可能性もあります。
これからいったいどうなるでしょうか?
●クレイグ・ハミルトン・パーカーとジョン・ホーグ
そのようなとき、驚異的な的中率のサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーと、
アメリカの占星術師で非常に鋭い社会分析家でもあるジョン・ホーグが、シリアの未来を中心に、実に興味深い予言をしています。
クレイグ・ハミルトン・パーカー
周知かもしれませんが、クレイグ・ハミルトン・パーカーはイギリスの著名なサイキックです。
前年の9月に翌年の大きな出来事の予言を行い、ユーチューブなどで公表しています。
イギリスのEU離脱やトランプの大統領選勝利など数々の出来事を見事に予言し、その的中率は年によっては70%を越えるのではないかとも言われている人物です。
パーカーは一般企業の宣伝部長だった異色の経歴を持つサイキックです。
また、予言だけではなく人間が精神的に進化するためには善意で生きなければならないとし、慈善活動や啓蒙活動を熱心に行っています。
非常に親しみやすく気さくな人柄で、大変人気があります。
予言を公表するときも、前年の予言を自分ですべて検証し、的中しなかったものは正直に認めています。
そのようなパーカーですが、4月11日にロシアとシリアに関する予言を緊急にアップしました。
それは、ロシアのテレビチャンネルの取材を受けたので、その内容を公表したものです。
4月11日といえばシリア攻撃が行われる2日前です。次のように予言しています。
●シリアに関して
・残念ながらシリア攻撃は行われる。
ただし、ロシアと全面的に対決するような大きなものにはならない。
相当に限定された攻撃になるはずだ。
・最終的にシリアは3分割される。
それというのも、トランプがプーチンに取引を申し出るからだ。
まず、シリアの北部にはクルド人の自治国家ができる。
そして中央部はロシアとイランに支援されたアサド政権の支配地域となる。
また南部はアメリカおよびその同盟国が支配する地域となる。
・アサド政権は存続するものの、アサドは最終的には暗殺される可能性がかなり高い。
●ロシアについて
・興味深いことに、ロシアでは近い将来精神的な覚醒が起こる。
それは現在のロシアの国教であるロシア正教と関連した現象ではない。
キリスト教が入ってくる前のロシアの伝統的なスピリチュアリズムが息を吹き返すのだ。
この運動は世界的な影響力を持つ。
以上です。
●ジョン・ホーグの予言
次はジョン・ホーグです。
ホーグはアメリカを代表するノストラダムスの研究者で、占星術師でもあります。
しかし、社会の集合意識の変化を深層心理学から的確に読み取り、世界の変化を予測するという手法では群を抜いており、
非常に的確な情勢分析を行っている社会分析の専門家でもあります。
トランプが立候補し、まだ泡沫候補のひとりにすぎなかった2015年8月の時点で、ホーグはトランプの勝利を予想していました。
その数ヵ月後に出版した『トランプを大統領に』という本は、トランプの勝利のみならず、トランプ政権の性格まで予想し的中させています。
そうしたホーグですが、4月10日、聴視者が300万人もいるといわれるアメリカの深夜ラジオ番組、
「コースト・ツー・コーストAM」
に出演し、次のように予言しました。
●シリアとロシアに関して
・シリア攻撃は実施されるだろうが、大きな戦争にはならない。
しかし、いまの欧米は悪の枢軸と呼ばれてもおかしくないような勢力に支配されているため、ロシアとの核戦争は避けられない。
・ロシアとの核戦争が起こるとすれば、やはりその原因となるのは中東で、2021年の10月がもっとも危険な時期となる。
もしこのとき危機が回避されたとしても、次の核戦争の危機は2031年にやってくるはずだ。
●アンチキリストに関して
・ところでノストラダムスの予言では、アンチキリストが出現するとある。
アンチキリストは「MABUS」と標記されている。
これはアナグラムというノストラダムス独特のコードによって暗号化されているため、
これに当たる人物がだれであるのかノストラダムスの研究者の間でも議論が続いていた。
・私は「MABUS」はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(通称MBS)ではないかと考えている。
彼が世界の破壊者になるのだ。
以上です。
これが彼らが予言する未来です。どうなるでしょうか?
ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測
http://funaiyukio.com/yasu/



予知情報:2014年
ジョン・ホーグのビジョン
一方、筆者はすべての可能性にオープンであるべきだと思うので、こうした陰謀論も単純に否定するべきではないと考えている。もちろん、頭から信じ込んでしまうのはもってのほかだが。ところで、有料メルマガで紹介した人物にジョン・ホーグがいる。ジョン・ホーグは、アメリカを代表するノストラダムスの研究者であり、また著名な占星術師でもある。アメリカの歴代の政権には、ときどきプロの占星術師がアドバイザーとしてかかわっていることがある。例えば1980年代のレーガン政権では、ファーストレディーのナンシー・レーガンのアドバイザーとして占星術師のジョーン・キグリーがいた。キグリーの自伝によると、自宅にはホワイトハウスの直通電話があり、むしろレーガン大統領からの相談が多かったという。実はオバマ政権では、ジョン・ホーグがなんらかのアドバイスを提供している可能性があるのだ。ネットラジオに出演したジョン・ホーグは、ホワイトハウスのスタッフから連絡があり、アドバイスしていることを認めている。だれから連絡があるのかは明かさなかったが。
前々回の有料メルマガでは、ジョン・ホーグが最新著書「2013年ー2014年予言」で明らかにした未来のビジョンを詳しく紹介した。ブログではその一部を紹介する。以下である。
「いま、アメリカも世界ももっとも重要な時期に入っている。
2013年5月から2014年12月の期間だ。
もしこの期間に、アメリカやその他の国々が、すでに限界にきている既存の政治経済的システムを軌道修正するなら、
2015年からは、現在よりもバランスのよい世界が出現し、楽観的な未来がやってくるはずだ。我々にとっては大きなチャンスである。
だが、この時期を逸し、既存のシステムの改革が行われないとなると、2015年からは、出来事が起こるペースが加速し、アメリカも世界も最悪な方向に向かう。そして、2020年代には、我々はその結果に苦しむことになるはずだ。」
ジョン・ホーグはこのように言い、これからアメリカは危機の時代を向かえるとしている。
「アメリカは28年に一度、国としてのアイデンティティーを問い直し、これを刷新する運命にある。
2013年から2014年にかけての時期に、このサイクルは再度巡ってきた。だが、今回は以前のサイクルとは大きく異なっている。
死と破壊を意味する土星が、アメリカの星座であるさそり座を通過するのだ。
28年の刷新のサイクルとこれが重なることは、アメリカの歴史ではかつてなかったことだ。
これは何を意味するのだろうか?
それは、もし2013年5月から2014年12月の期間に、アメリカ国民が、国家による徹底した情報管理と、金融資本の利害を優先した格差の固定化という流れに本格的に抵抗しないと、アメリカは民主主義を停止し、金融資本と軍産複合体が支配する独裁政権に移行してしまうという未来だ。おそらく、2014年から始まるアメリカのデフォルトと、それに伴うドルと米国債の大幅な下落がきっかけとなり、政府は物価の政府管理を導入する。これは独裁政権の成立を加速させることになるはずだ。今回の28年のサイクルで、アメリカは独裁政権になってしまうのだ。この未来の姿は、アイン・ランドの描いた「アトラス・シュラッグド」そのものである。」
以上である。さて、どうだろうか?「アメリカは民主主義を停止し、金融資本と軍産複合体が支配する独裁政権に移行する」というイメージは、先に紹介したリチウム散布のビデオの警告とシンクロしていることは実に興味深い。筆者は2004年ころからジョン・ホーグの著作を読んでいるが、実に緻密な政治経済的な情勢分析に基づいた非常に正確な予測を行っている。例えば、1968年から2012年まで、すべての大統領選挙で結果を的中させており、すでに1997年からヒラリー・クリントンが2008年の大統領選で最有力候補になることを予測し的中させている。またオバマが大統領になった2008年の選挙では、ジョン・ホーグは以下のように予測していた。
「オバマは間違いなく大統領になる運命を背負った人物だが、
彼は2008年の選挙で大統領になるべき人ではない。
彼はその後の2012年か2016年に大統領になるべきなのだ。
すると偉大な大統領になるだろう。
だが、2008年に早期に大統領になってしまった場合、暗殺の危機に遭遇するか、または周囲のパワーグループに阻まれ有効な政策が実行できなくなるだろう。
死に体になるのだ。」
いまから見ると、これは的中していると言って間違いない。
とするなら、アメリカが独裁政権になるというビジョンも実現するのだろうか?
また、先のリチウム散布ビデオや陰謀論系のサイトでは、FEMAによる一般市民を対象にした強権的な管理の計画が存在しており、それはアメリカの独裁政権化を目標にしたものだとしている。この見方が実際の現実の動きを反映しているなら、すでにその動きは始まっているのかもしれない。だとするのら、リチウム散布ビデオの警告も理解できなくはない。判断は読者に任せることにする。
アメリカ人の集合意識
だが、実際はどうであれ、アメリカがデフォルトし、それによるハイパーインフレが背景となり、アメリカが独裁政権化するという陰謀論的なシナリオは、間違いなくアメリカ人の集合意識の一部になっている。
前回のメルマガでも紹介したが、著名な歴史学者のイマニュエル・ウォーラスティンが、こうしたシナリオにもある程度の現実性があることをはっきりと認めている。今後どうなるのか注視して行きたい。
続く
2013-11-09

ヤスの備忘録2.0 歴史と予知、哲学のあいだ
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-287.html








予知情報/ジョン・ホーグ
以下、ジョン・ホーグ さんというアメリカ人の予言が面白かったので載せます。
アメリカでノストラダムス予言本とか、最後の教皇(The Last Pope)という聖マラキの予言本、聖書預言本を出してる人です。
日本で言うと五島勉さんみたいな人でしょうか。
このおっさんが言うには2018年までに現在の経済システムは完全に終わって
分散化された世界がやってくるのだと言っています。
興味深かったので載せます。
1914年と2014年
では、いままさに集合無意識から現れようとしている我々の未来とは、どのような姿なのだろうか?
そのヒントになるのは、2014年こそ第一次世界大戦が勃発した1914年の100周年であるという事実だ。
第一次世界大戦は、それ以前のヨーロッパを中心とした世界秩序を完全に破壊した。
1914年以前は、経済のグローバリゼーションと科学技術の急速な発展という、まさに理性の合理的な力がもたらした繁栄を享受していた。
国際紛争は、大きな戦争にならないように、ヨーロッパ各国の王侯貴族が密接に結び合ったネットワークのなかで管理され、
安定した国際秩序の維持に成功していた。
それは、王侯貴族と特権階級である外交官が活躍する壮麗な世界であった。
事実、ヨーロッパで戦争は43年間も起こっていなかった。
これを180度変えたのものこそ、第一次世界大戦だった。
第一次世界大戦は、周到に計画されて起こった戦争ではまったくない。
理性の勝利によって、経済や政治を完全にコントロールしたと思い込んだ傲慢さの背後で、
抑圧された暗く動物的な集合無意識の力がなんの前触れもなく突然と解除されてしまったのだ。
集合無意識の力がもたらす破壊は壮絶なものだった。
オスマントルコ帝国やオーストリー・ハンガリー帝国、そしてロシア帝国は完全に消滅し、ドイツ帝国は崩壊した。
そして、それとともに、長い間ヨーロッパの国際秩序を管理していた王侯貴族の世界は、それを支えていた伝統的な階級社会とともに吹き飛んでしまった。
第一次世界大戦前と後の世界では、ほとんどなんの共通点もないほどに変化してしまった。
2014年のいま、100年前と同じことが起きようとしているのだ。
読者の方々は、自分の内面に、また社会の激しい動きのなかに、集合無意識が息を吹き返し、荒々しいエネルギーの発散をはじめたのを感じないだろうか?
2014年のいま、まさに100年前の過程が再現されようとしている。
おそらく、第一次世界大戦の終結100周年にあたる2018年には、かつてと同様、世界の様相は相当に異なっているはずだ。
2014年に始まる根本的な変化
では我々の集合無意識は、100年前と同じように、世界大戦へと我々を追い込んでいるのだろうか?
いや、そうではない。これから破壊されるのは、コントロールがつかないほど肥大化した金融システムと、
それに過度に依存した現代の経済システムである。
2014年から2018年にかけて、世界経済は1930年代の大恐慌を上回る不況に突入する。
これが引き起こされる原因は、民衆の怒りというかたちをとる、激しい集合無意識の炸裂だ。
過度なグローバリゼーションは、低賃金労働の導入で中間層を没落させ、地域の住宅街を中心とした共同体を消滅させた。
多くの人々の生活は先が見えないほど不安定になり、これまでの慣れ親しんだ安定した生活世界は消え去ってしまった。
グローバリゼーションはほんの一部の人々に莫大な富を残したものの、大部分の人々には極端な格差しか残さなかった。
この恨みが、集合無意識の荒れ狂う力を解除させ、世界各地で激しい抗議運動に火を付ける。
トルコ、ブラジルなどの新興国ではこうした抗議運動はすでに起っているが、新興国の経済の停滞が続くにしたがって一層激しいものとなろう。
またアメリカでは、これまでにない激しい抗議運動が全米各地で起こるはずだ。
・・・略・・・
アメリカの衰退の真の意味とみずがめ座の時代
こ れまでに解説したように、
アメリカの衰退はだれの目にも明らかになりつつある。
しかし、アメリカの衰退の後に待っている世界は、これまで考えられているよ うな、BRICs諸国などが地域覇権を分け合う多極化した世界秩序の出現という地政学的な変化だけではない。もちろん多極化は進展するだろうが、アメリカ の衰退ははるかに深い意味をもつ。
この意味を理解するためには、アメリカの衰退が起こっている時期に注目する必要がある。2008年にみずがめ座の時代に入ったことを考えると、衰退の過程はみずがめ座の時代の特徴を反映したものとなるはずだ。
で は、みずがめ座の時代の特徴とはなんだろうか?それは、巨大組織の衰退、個人の力の強化、ネットワークの拡大などの特徴だ。それに伴い、社会のあらゆる方 面で中央集権が解体して、分散化が加速度的に進む。アメリカの覇権の衰退と多極化は、あらゆる領域でダイナミックに進む分散化の過程が、地政学の分野で表 現されたものにしかすぎないのだ。
2018年にやってくる徹底して分散化した世界
したがって、世界の多極化が本質的な現象だと誤解してはならない。これから我々の目の前に現れてくるのは、徹底して分散しシステムなのだ。こうしたシステムは、2015年から2016年に起こる世界的な不況の過程で出現する。
先の解説ですでに紹介したように、2015年から始まる世界的な不況でドルと円は衰退し、中国の元が唯一の信頼できる基軸通貨となる。
し かし、元の基軸通貨の支配は長くは続かない。というよりも、2016年頃になると、基軸通貨という概念が意味をなくし始めるのだ。基軸通貨が必要であるの は、中央銀行が管理する不換紙幣によって維持されている経済システムのもとだけだ。不換紙幣を相互に交換するツールが基軸通貨なのである。
だ が2016年頃からは、ビットコインのような、ネットワークで使われるデジタル化した通貨が、あらゆるものとサービスの取引に使われるようになる。こので は中央銀行も一般の銀行も、中央集権化したあらゆる金融システムは必要なくなる。世界に分散化した個人が、ネットワークを通してデジタル通貨を支払い手段 として経済関係を結ぶのだ。またこれは、投資にも大きな影響を与える。いま次第に大きくなっているクラウドファンディングが投資の中心的な形態になるはずだ。もはや、巨大な投資銀行の役割はなくなる。
宗教と信仰
分散化というみずがめ座の時代の特徴は、宗教と信仰にも歴史的な転換を迫ることになる。中央集権化した教壇と、それを支えている信者の信仰心は、やはり急速に衰退する。権威を集中した一神教的な宗教に変わって、個々の人間に神的な力が宿っていることを自覚する方向にシフトする。これは、特定の権威が神聖なものを独占してい る中央集権的な宗教の時代から、神聖性が個々の人間に分散化した時代になる。そのような時代では、自分の内面に宿る力こそがもっとも神聖なものなので、信 仰という態度を保持する必要性もなくなる。
・・・略・・・

ヤスの備忘録2.0
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-297.html

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www.hogueprophecy.com/

黄金の金玉を知らないか?
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