2008年12月のウェブボットの記述より
ALTA Report 909 P4 (2008年12月14日配信)
翻訳 / 高島康司
・ アメリカ国民に関しては「二重性」と「二項対立」というキーワードが強まっている。
これは、支配エリートや権力を保持する層とその他大多数の国民との違いがより一層鮮明になることを表している。
・ さらにこの「二項対立」というキーワードは物事の見方の対立や資源のアクセスの対立をも表している。
「二重性」と「二項対立」のキーワードはどんどん強くなっている。
・ 支配エリート層は彼らのシステムが崩壊しつつあることを認めようとしないので、特に金融と通貨の分野で支配グループの下層に属する人達に現実認識をめぐる不協和音を呼び起こす。
・ また、現実に起こっていることを否認するような内容の報道や宣伝が相次ぐようになる。だが、恐ろしい現実が明らかになるにつれ、すでに精神的に不安定な状態になっている金融機関の関係者やスタッフは奇妙な行動を取るようになる。
・ 支配エリート層につらなる人々は、ドルの死やアメリカ帝国が解体しつつあることを受け入れることができず、現実を否認する。
彼らは、幻想を維持するためにものすごい努力を払うが、しかし、どんなに金に執着している亡者でも現実を認識せざるを得なくなる。
・支配エリートや官僚の秘密が暴露されるようになるが、この暴露によって、支配エリートが経済の破壊に果たしていた役割に対して人々は意識を変えるようになる。
・ 人々の既存のライフスタイルの放棄へと向かう意識変化は臨界点に達する。意識変化はいっそう拡大し、全世界でびっくりするような事態が相次ぐようになる。
・ 秘密の暴露は、経済崩壊によって多くの内部告発者が出現することによっても進む。経済の崩壊はロビー活動のシステムを崩壊させるので、この分野からも多くの内部告発者が現われる。
・ 影の政府の存在が明るみに出るにしたがって、彼らが抑圧してきた様々な知識も表面化するようになる。
それらは新しい電力に関する知識であったり、エイリアンとのコンタクトの記録だったりする。
・ 世界的な混乱の原因は金融システムに集中するがそれだけではない。
天候の異変によっても混乱が引き起こされる。地球環境の劣化によっていくつかの地域の生態系が崩壊するのだ。
In Deep
http://indeep.jp/spiritual-change-on-all-people-may-come-in-2017/
「まっぷたつにわかれていく人類」 : 2017年は「社会的な地獄」と「精神的な変容」が同居する年になるかもしれないという希望的観測を
2017/02/21
2月20日 スウェーデン・ストックホルムでの移民による暴動
・expressen.se
前回の、
・FBIが「アメリカの影の政府」の存在を発表し、そしてその影の政府メンバーたちが政権から追放されている・・・という事実は「地獄の夏」が近いことを示す?
2017/02/20
という記事では、最近アメリカで FBI が発表した文書により「影の政府」というものの存在が公に明らかになりつつあるというようなことから、
ふと「ウェブボット」のことを思い出しました。
そこで、「 2009年に起きる予測」として書かれていたことが、今年 2017年に起きることと、もしかすると似ているのではないかな、という、感覚的な話でしかないですが、
そういうことを書かせていただきました。
今回は、その後さらに思ったことがありまして、もし 2017年がそのような年になるのだとしたら、どのようなことが起きるかについて少し補足させていただこうと思います。
なお、これらは、そもそも「外れた予測」が元になっている、まったく信頼性のない、私の個人的な未来予測(予測ともいえないですが)でしかありません。
「訪れなかった2009年」が来るとしたら
・thebalance.com
その 2009年の夏は、ウェブボットにおいては、特にアメリカにおいて、
「多くの人々が《地獄の夏》だと感じる」
ような時期になると表現されているものでした。
ちなみに、この「ウェブボット(Web Bot)」というのは、アメリカで行われている未来予測プロジェクトのようなものですが、
どちらかというと、主催のクリフ・ハイという人の「理想」が大きく描かれた「概念」のようなものといっていいと思います。
ウェブボットは、日本では、2008年から「ヤスの備忘録」のヤスさんが翻訳して配布して下さっていました。
さて、前回、ウェブボットのほんの一部をご紹介しました後に、その頃のものをいくつか読み直していたのですが、ある部分で、
「ああ・・・やっぱり、これは 2017年だ」
と確信したのです。
それはどんな部分かといいますと、2月のはじめに、
・「アメリカはまっぷたつに割れたんじゃけ」:アルマゲドン・ウェーブは今、始まったばかりなのかも…
2017/02/02
という記事において、「ふたつに割れたアメリカ」について書きました。
過去数十年、あるいは数百年のアメリカ合衆国の歴史の中で、今ほど人々が「まっぷたつ」に割れたことはなかったのではないかと思うのですが、
「そのこと」が書かれているくだりが、今から9年前のウェブボットにあったのです。
少し抜粋します。
2008年12月のウェブボットの記述より
ALTA Report 909 P4 (2008年12月14日配信)
翻訳 / 高島康司
・ アメリカ国民に関しては「二重性」と「二項対立」というキーワードが強まっている。
これは、支配エリートや権力を保持する層とその他大多数の国民との違いがより一層鮮明になることを表している。
・ さらにこの「二項対立」というキーワードは物事の見方の対立や資源のアクセスの対立をも表している。
「二重性」と「二項対立」のキーワードはどんどん強くなっている。
・ 支配エリート層は彼らのシステムが崩壊しつつあることを認めようとしないので、特に金融と通貨の分野で支配グループの下層に属する人達に現実認識をめぐる不協和音を呼び起こす。
・ また、現実に起こっていることを否認するような内容の報道や宣伝が相次ぐようになる。だが、恐ろしい現実が明らかになるにつれ、すでに精神的に不安定な状態になっている金融機関の関係者やスタッフは奇妙な行動を取るようになる。
・ 支配エリート層につらなる人々は、ドルの死やアメリカ帝国が解体しつつあることを受け入れることができず、現実を否認する。
彼らは、幻想を維持するためにものすごい努力を払うが、しかし、どんなに金に執着している亡者でも現実を認識せざるを得なくなる。
この中の、
> 「二重性」と「二項対立」
というのは、まさに今のアメリカを表現するそのものだと思いますが、上の抜粋の中に、
> 現実に起こっていることを否認するような内容の報道
というものもあり、今回の冒頭にスウェーデンで起きている暴動の現地のニュースを載せましたのは、
このスウェーデンのニュースを知る前に、トランプ氏絡みで、「スウェーデンのテロが話題になっていた」ことを聞いていたということもあって、何となく興味深かったからでもあります。
それはたとえば下のようなニュースでした。
トランプ氏、事実無根の「スウェーデンでテロ」–ネット騒然
cnet 2017/02/21
ドナルド・トランプ米大統領が米国時間2月18日、フロリダ州メルボルンの集会で欧州で起きたさまざまなテロ事件を挙げた後、
インターネット上はパニックに陥った。
その中に新しい事件らしいものが含まれていたためだ。
大統領は、
「ドイツで起きていることや、昨夜スウェーデンで起きたことを考えてほしい。スウェーデン、誰がこれを信じるだろうか。
スウェーデン。同国は多数の難民を受け入れている。全く想定していなかった問題に今陥っている」
と語った。
かなりの数のスウェーデン人がこれを信じられなかったというのは確かだ。
大統領が何の話をしているのかまったくわからなかったからである。
その後、スウェーデンの移民による暴動が、ストックホルムのリンケビー地区で 2月20日に発生したようです。
ストックホルムでの暴動で警告射撃がおこなわれたことを伝えるスウェーデンのメディア
・expressen.se
とはいえ、これはトランプ大統領が述べた 2月18日より後に起きたことばあります。
いずれにしても、「何だかいろいろと混乱しているなあ」という感じはします。アメリカもいろいろな世界の国々も。
ウェブボットに話を戻しますと、その「アメリカがまっぷたつに割れた年」にどんなことが起きるかが、何ヶ月もの期間に渡って書かれていたことがありましたが、
それは、どこを抜粋していいのかわからないほど膨大ですが、細かい部分はともかく、
全体としての構図としては、大ざっぱにいえば、下のような感じが中心となると思われます。
2008年のいくつかのウェブボットからの抜粋
・支配エリートや官僚の秘密が暴露されるようになるが、この暴露によって、支配エリートが経済の破壊に果たしていた役割に対して人々は意識を変えるようになる。
・ 人々の既存のライフスタイルの放棄へと向かう意識変化は臨界点に達する。意識変化はいっそう拡大し、全世界でびっくりするような事態が相次ぐようになる。
・ 秘密の暴露は、経済崩壊によって多くの内部告発者が出現することによっても進む。経済の崩壊はロビー活動のシステムを崩壊させるので、この分野からも多くの内部告発者が現われる。
・ 影の政府の存在が明るみに出るにしたがって、彼らが抑圧してきた様々な知識も表面化するようになる。
それらは新しい電力に関する知識であったり、エイリアンとのコンタクトの記録だったりする。
・ 世界的な混乱の原因は金融システムに集中するがそれだけではない。
天候の異変によっても混乱が引き起こされる。地球環境の劣化によっていくつかの地域の生態系が崩壊するのだ。
こういうようなことが、おびただしく書かれているというような感じでしょうか。
しかし、そういう社会や経済の予測については、もっと合理的で現実的な社会予測が数多くあると思いますし、
それより当時の私が気に入り、また重要だと思ったのは、社会の変化のほうではなく、
「人間に何が起きるか」
ということについてでした。これについて、 2008年のウェブボット主宰者クリフ・ハイのエッセイをご紹介したいと思います。
エッセイ「Paradigms Depart (旅立つパラダイム)」より抜粋
クリフ・ハイ 2009年1月3日
翻訳 / 高島康司
この年は「変化が急激」なので、これまでの現実の見方を新しい現実に適応させることに難しさを感じる人々が出てくる。
これは人生が変化するスピードについてゆく十分な時間がないという感覚となって現れる。
このような「時間の圧力が増す」感覚がどんどん加速する。
それは変容が進んでいるからである。
人類が変容し始めると「機能しなくなる」一連の人々が世界中で出てくることをデータは示している。
これらの人々は「超現実にお手上げになった状態」となっているのだ。
彼らは、すでに機能停止した社会秩序を「意志の力」によって維持しようとする。
変化に反対して抵抗する人々は、その抵抗をドラマチックにまた「本当にぞっとする」ような方法で、それも「接続不能」の状態で行う。
こうした一連の人々は「破綻者」 と呼ばれるようになる。
彼らは「認識が接続不能」になった人々で、とても暴力的で、自殺の一環として「殺しのパーティー」を行う。
こうした現象は変容に伴って現れるので、世界的に発生し、文化の違いに関係なく、そして、かつてない規模で現れる。
「破綻者」は殺気立っている。
しかしここアメリカでは、「破綻者」は、自分が超人や強力な対抗者となれるようにするドラッグを使った「儀式」を執り行う。
破綻者の現象は、多くの人が模倣して、誰が一歩先んじるかを競うようになるため、その「死の儀式」は、おそろしく複雑なものになる。
こうした「破綻者」の「自殺の儀式」 はときに巨大で極端なものとなる。
われわれのデータでは、「変容」の影響を逃れることのできる地域は世界には存在しない。
「変容」は人々の人生のあらゆる側面を覆うようになる。
これは人々が「今は考える時間すらない」と感じるようになることでいっそう促進されるが、この年にこの感覚は多くの人々の主要な感覚とな る。
これにともない、あらゆる人々が、すぐに行動しなければならないという「圧力」を感じるようになる。
この感覚は、個人にいたるまでのレベルで感じられるようになる。
そして、この感覚はこの年で終わるわけではなく、出発点にしかすぎない。
あらゆるデータからみて、この年は「古いもの」の「破壊」と「解体」が進む年だ。
これは新しい創造のエネルギーが国家レベルで現れる年の春まで続く。
ここまでです。
書いてあることが曖昧に響くと思われる場合もあるかもしれないですが、私自身は、8〜9年ぶりにこの文章を読み、いろいろと思います。
また、ここにある中の、
> 自殺の儀式
という言葉から、過去記事で取りあげた「犠牲の時代」、「アメリカの謎の死と失踪」などの様々な局面や事象もまた思い出します
(参考リンクは、犠牲の時代、アメリカの謎の死と失踪などにあります)。
これは今度ちゃんと書いてみようと思いますが、この 10年くらいは「とんでもない数の《死の時代》」なんです。
普通ではあり得ないほどの死の時代です。
日本では「死の時代」というキーワードはそれほど当てはまらないですが、
しかし、この2〜3年の、やや狂ったようにも見える社会を思いますと、たった9年くらいでも、世の中というのは変わるなあと思います。
たとえば、このたった5年間で、自動車にはねられた小学1年生が 8944人いて、30人が亡くなっています(朝日新聞)。これは「仕方ない」ことなのでしょうか。
まあ、いずれにしても、「変容」というような言葉は、現実に当てはめると難しい概念ではありますけれど、
それでも、今の状況というのは「かなり変わらなければならない」局面なのではないかとも思います。
そして、これからの世の中は、「同じ社会に住んでいながら」まったく違う価値観の人たちがそこに同居する構図もさらに拡大するのではないでしょうか。
それはまるで「お互いが異次元にいるような」感覚を伴うものとなるかもしれません。
現時点でも、そういう部分がありますが、私たち人類は、これからさらに「まっぷたつ」にわかれていく可能性が高いです。
In Deep
http://indeep.jp/spiritual-change-on-all-people-may-come-in-2017/