洪水だろうが何だろうが彼ら彼女らは常に夢中
どこの国でも自然災害が多いですが、「何だかなあ」と、やや苦笑した風景がありました。
昨日、中国の広州というところで、結構な洪水になっていたのですね。
あるいは、今も続いているかもしれないですが、昨日は、朝の通勤、通学も下のような大変なことになっていたようです。
地下鉄の構内にまで水が流れ込み、至る所でバスなども浸水している写真が数多く報じられていました。
さて、その際の広州市民の方々の様子・・・。
洪水の中、水没中のバスの中の乗客の方々
みーんなスマホの画面(他の人のスマホ画面を見ている人もいますが)
に視線が釘付けで、どんどんバスに水が入ってきてバスが少し水没しかけていることについては、あまり興味がなさそうです。
・・・一応、自然災害の最中なんですが・・・。
それにしても、すごいなあと思いました。
ここまで、みんなバスや電車の中でスマホに夢中なのだなあとあらためて実感した出来事でもありました。
まあ、みんながスマホに夢中なのは、中国や日本に限ったことではなく、ほぼ全世界的なものようです。
最近、ドイツでは「歩きスマホで信号無視が多発していることへの対策」として、
「地面に信号をつける」
という、何だか問題解決の方法としては何か間違っているのではないかというようなことを行っています(CNN の報道)。
この CNN の記事では、アメリカの「スマホ事故」についても記されていまして、
歩きスマホによる事故はここ数年で急増している。
米オハイオ州立大学の2013年の調査によれば、
歩きながら携帯電話やスマートフォンを使っていて負傷した人は2005年~2010年の間に倍以上に増え、1500人あまりが病院の緊急治療室に運ばれた。
何かこう世界中で「スマートフォンに心を乗っ取られている」というような雰囲気もありますが、
過去記事で、マザー・シプトン(1488年-1561年)という今から
500年前の女性の予言者の「いずれ世界は逆さまになるでしょう」というフレーズから始まる四行詩をご紹介したことがあります。
・マザー・シプトンの四行詩
2012/05/29
その中に、
今は土地を耕しているインドランドのすべての若者たちは、
将来は、みな手元に鍬(くわ)ではなく本を持つようになるでしょう。
貧しいものが偉大な見識を持つでしょう。
という下りがありますが、「本」ではなく「スマートフォン」が正解だったようです。
その四行詩の中の、
愛が死に絶えるでしょう。
そして、結婚が消滅するでしょう
子どもは減少します。
そして、国力は弱ります。
妻たちは犬や猫を愛でます。
男性たちはまるで豚のように生きることでしょう。
という下りもなぜか思い出してしまいました。
ちなみに、私自身はスマートフォンは持っていません。
以前から長く使っている携帯をそのまま使い続けているのですが、昔の携帯は電源も長くもちますし、
サイズも小さいですし、やはり持ちやすいです。
料金も気楽なものですしね。下のは私の先月の1ヶ月分の請求料金です。
こどもケータイのような料金ですが、
たまに音声通話だけで使うくらいですので、大体毎月このくらいです。
まあ、それにしても、こんなに世界中の人たちがみんな夢中になっているのだから、
きっとスマートフォンはものすごく楽しいものなのだろうとは想像し ますが、どうやら、私はスマホ文明にふれないままで、
通信生活が終わっていきそうです。残念ですが、どんなものにも向き不向きはありますものね。
というわけで、冒頭の「シンクホールによって出現した地下への道」についてご紹介したいと思います。
★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/316.html