2019年4月17日水曜日
フランス全土でキリスト教会への攻撃が続く中、ノートルダム大聖堂火災
ノートルダム大聖堂火災
ノートルダム大聖堂 いまだ鎮火せず,火元は工事の足場付近か
カテゴリ:ワールド
2019年4月16日 火曜 午前11:44
世界遺産に登録されているフランス・パリのノートルダム大聖堂で発生した火災は、およそ9時間半たった今も鎮火していない。
出火したのは、日本時間16日午前2時前で、高さがおよそ90メートルある塔にも燃え広がり、塔の一部が崩れ落ちた。
消防士1人が軽傷を負ったが、住民や観光客に、けが人は出ていない。
大聖堂は修復工事中で、火は、この作業のための足場付近から出たとみられている。
現地の消防当局は失火とみて、火災のくわしい原因を調べている。
パリ市民は、「とても悲しい。なんて無力なの。心が乱れる」と述べた。
現地に住む日本人は、「パリの中心にガンと座っていて、そういうものだから。けっこうショックは大きい」と述べた。
この火災では、塔のほか、屋根の大部分が焼けた。
しかし、消防当局によると、建物内部の損傷は少ないという。
マクロン大統領は、大聖堂を建て直す考えを表明していて、国内外に寄付を呼びかけている。
およそ800年にわたってフランスのシンボルとして愛されてきた大聖堂が火災に見舞われる事態に、フランスの人たちの間に衝撃が広がっている。
WUMSC OB
https://blogs.yahoo.co.jp/toshi8686/65484514.html
仏ノートルダム寺院で大規模火災 尖塔崩壊の瞬間の映像
4/16(火) 9:29配信
AFPBB News
(c)AFPBB News
【4月16日 AFP】
パリ中心部にある観光名所ノートルダム寺院(Notre Dame Cathedral)で15日夕、大規模な火災が発生した。
火災により同寺院の尖塔が崩壊。1000年近い歴史を持つ寺院とその貴重な芸術作品の数々の将来が危惧されている。
火災はフランスのカトリック教徒らがイースター(Easter、復活祭)を控える中で発生。
ノートルダム寺院からは炎と大量の煙が立ち上り、パリ市民や観光客らは戦慄(せんりつ)の表情を浮かべてその様子を見守った。
同寺院の広報担当者はAFPに、火災は15日午後6時50分(日本時間16日午前1時50分)ごろ発生し、炎により屋根を支えていた木製構造物が破壊されていると語った。消防当局によると、火災は同寺院で行われていた修復作業と「関連している可能性」があるという。
エマニュエル・グレゴワール(Emmanuel Gregoire)パリ副市長はテレビ局BFM TVに対し、尖塔は「内側に崩れ落ちた」と説明。
寺院は「甚大な損傷」を受けたとし、救援隊員らが「救い出せるすべての芸術作品を救う」ために奔走していると述べた。
パリ市警はツイッター(Twitter)で、住民に対して周辺地域を避けて救急車両に道をあけるよう呼び掛けた。
パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長はツイッターで、「恐ろしい火災」と述べ、「パリ消防当局が鎮火を試みている」と投稿した。
エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は「ノートルダムを襲っている恐ろしい火災」のため、15日夜に予定していた政策関連のテレビ演説を中止した。
パリ市内では、セーヌ(Seine)川に浮かぶシテ島(Ile de la Cite)に建てられたノートルダム寺院に向け消防車が急行する様子が見られた。
AFP記者によると、川にかけられた橋では数百人が火災の様子を見ようと集まり、中にはスマートフォンで撮影している人もいた。
映像は15日撮影。(c)AFPBB News
WUMSC OB
https://blogs.yahoo.co.jp/toshi8686/
YT
https://www.youtube.com/watch?v=6mlFCAOSpa0
フランス全土でキリスト教会への攻撃が続く中、ノートルダム大聖堂火災
2019年からの世界 人類の覚醒と真実 悪魔の輪郭
フランス全土でキリスト教会への攻撃と悪魔的冒瀆が連続して発生し続けている中、意味が「聖母マリア」であるノートルダム大聖堂が焼け落ちる
投稿日:2019年4月16日
フランスでカトリック教会への「攻撃」が続いていることを報じる米ニューズウィークの記事
・Newsweek
今のフランスでは、毎日のように、礼拝所と十字架が破壊され冒瀆され、聖餐のパンがゴミのように捨てられている
日本時間の今日 4月16日、フランス・パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生して、ほぼ現状を留めないような被害をうけたことが報じられています。
2019年4月15日 炎に包まれるパリ・ノートルダム大聖堂
・The Guardian
火災が発生して、わりとすぐに、アメリカの民主党の政治家らしい、クリストファー・ヘイルさんという方が、ツイッターに以下のように投稿していました。
4月15日 米国の政治家クリストファー・ヘイル氏の投稿
・Christopher J. Hale
まだパリ当局から何の正式の発表もない時点で、「これは放火だ」というニュアンスを書いています。
普通に考えれば、「ちょっっとフライングでは」というように思われるかもしれないですが、「今のフランスのこと」を知っているのなら、こういうように書くのが普通なのかもしれません。
今回、火災が発生したノートルダム大聖堂は、パリで最も大きな聖堂ですが、パリでノートルダム大聖堂に次いで、パリ 2番目の規模を誇る聖堂である「サン=シュルピス教会」という歴史的な建物があります。
実は、この教会も、ほぼ 1ヵ月前に「燃えている」のです。
2019年3月17日 炎に包まれるパリのサン=シュルピス教会
・Ruthann
この時も、現地で消火をおこなっていた消防士の発言が、次のようにツイッターに投稿されていたのです。
翻訳は、全部だとゴチャゴチャしますので、最後の一文だけを記入しています。
3月15日のツイッターへの投稿より
・Ruthann
なぜ、たとえば消防士の人たちが、まだ原因も何も調査していない段階で、
「これは放火だ」
というようなニュアンスのことを言えるのか。
それは今のフランスの「異様な状況」があるからなのだと思います.
冒頭に、ニューズウィークの 3月の記事を載せていますが、まずはそれをお読み下さい。
フランスでは現在、教会とキリスト教関係施設への攻撃と破壊が続いていて、それは 2月だけで「47回」も記録されてします。
有史以来の西洋諸国で、こういうことは、ちょっと聞いたことがない話です。
まずは記事をどうぞ。
なかなかすごい内容ですよ。
CATHOLIC CHURCHES ARE BEING DESECRATED ACROSS FRANCE-AND OFFICIALS DON’T KNOW WHY
newsweek.com 2019/03/21
フランス全土でカトリック教会が冒瀆され続けている。しかし、教会側はその理由がわからない
フランスで、2019年の初めからカトリック教会に対する攻撃が急増している。
それらの行為の中には、放火と冒瀆(神聖なものを汚す)ことが含まれる。
破壊者たちは、教会の彫像を打ち砕き、礼拝所を打ち倒し、そして、聖体を巻き散らすか破壊し、十字架を破壊し、反カトリック的感情の高まりの懸念をフランス国内で引き起こしている。
3月17日の正午のミサの直後、歴史的な建造物であるパリのサン=シュルピス教会で火災が発生したと報じられた。負傷者はいなかったが、パリ警察は、消防隊員たちがこの火災が放火らによるものだと確信していることから、放火であるかどうかの調査をおこなっている。
サン=シュルピス教会は、17世紀に建てられ、ロマン派の画家ウジェーヌ・ドラクロワによる 3作品を収蔵しており、米映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台として使用された。
2月には、フランス北西部のウイユにある聖ニコラス・カトリック教会で、聖母マリアの像が打ち壊されているのが発見された。
同じ 2月には、フランス中南部ラヴァールの聖ラヴァール大聖堂で祭壇の布が燃やされ、十字架と聖人たちの像が破壊された。この襲撃後、ヴァールの市長は、以下のような声明を出した。
「神はきっとお許し下さる」
続いて、フランス南部のスペイン国境近くのニームにあるノートルダム・デ・エンファン(「聖母の子」の意味)教会の祭壇が略奪され、教会の十字架に、人間の排泄物が塗られるという事態が起きた。
さらには、カトリック教徒たちがイエス・キリストの体であると信じている、教会にあるパンから作られた奉献物が教会の外にゴミのように捨てられていた。
この教会の司教は、声明で以下のように述べた。
「十字架のしるしと聖餐のパンが重大な冒瀆を受けました。この行為は私たちの教区社会に非常に大きな影響を与える出来事です」
「この行為は、深い信仰の中にある私たち全員を傷つけるものです」
フランスでは、2月だけで、カトリック教会やキリスト教と関係した宗教施設への攻撃が、47回記録されている。
また、ヨーロッパのカトリック教会への問題行動を統括している組織(Observatory of Intolerance and Discrimination Against Christians)によれば、2019年の最初の 2ヵ月間でのカトリック教会への攻撃は、昨年と比べて 25%増加しているという。
同組織の上級監督官は、ニューズウィークの取材に対し、これら一連の攻撃の動機は不明なことが多いが、一部、アナーキストやフェミニストグループによる反キリスト教的な暴力の問題と直面していると語る。
上級監督官は、以下のように言う。
「教会あるいは、教会の象徴に対してフランス国内で敵意が高まっているように感じています。そして、教会への反感は、キリスト教そのものへの反感より強いようなのです」
「今起きている一連の攻撃は、教区とカトリック教徒たちにとって本当に神聖な象徴に対して行われています。奉献された聖餐のパンへの冒涜はカトリックとキリスト教に対する非常に個人的な攻撃であり、これは、教会の外壁にスローガンをスプレーで落書きするよりも重大な攻撃なのです」
フランスは長く世俗主義の伝統を持っていたが、フランスは文化的にキリスト教の国であると見られてきたので、宗教の象徴としての教会への攻撃は、権威と愛国心への攻撃でもあると監督官は言う。
2月9日には、ブルゴーニュ地方のディジョンにあるノートルダム教会の祭壇が破壊された。ここでも、聖体拝領のパンが、地面にばら撒かれた。
フランスのエドゥアール・フィリップ首相は、2月にフランスの教会指導者たちに会い、声明の中で次のように述べた。
「このような破壊と冒瀆行為は私に衝撃を与えている。これは満場一致で非難されなければならない」
ここまでです。
この「冒瀆の方法」がものすごくないですか。
> 教会の祭壇が略奪され、教会の十字架に、人間の排泄物が塗られる
> 教会にあるパンから作られた奉献物が教会の外にゴミのように捨てられていた
1971年の小説『エクソシスト』あるいは、1973年にその小説が映画化されたエクソシストでは、悪魔に取り憑かれた(とされる)少女リーガンに、本格的に異変が起きる前に起きたことが、
「カトリック教会の聖母マリア像への冒瀆行為」
でした。
映画では、教会にある聖母マリア像の彫像の両方の胸の部分と、下腹部あたりに角のようなものが突き刺され、そこに赤い血のようなペンキが塗られているという光景が写されていました。
しかし、私は、何だか今のフランスで起きていることのほうが、小説や映画より「ずっとひどい」と感じています。
エクソシストでも、イエスの肉体とされたパンをゴミのように捨てるというようなことはしていないですし、まして、排泄物まで登場するとなると、想像の域を出た行動といえるような気がします。
なお、ノートルダム大聖堂の火災の報道を読んでいて、
「考えてみれば、自分は、ノートルダム大聖堂がどんなものだかよく知らないな」
ということに気づきまして、Wikipdia を読んでみましたら、以下の記述につきあたりました。
ノートルダム大聖堂 - Wikipediaより
ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリアを指す。
「ああ、そうなんだ」と深く納得しました。
もちろん、キリスト教関係の施設に聖母のお名前がつけられることは珍しくないのでしょうけれど、先ほどのニューズウィークの記事でも、最近攻撃された教会に、
・ニームのノートルダム・デ・エンファン教会
・ディジョンにあるノートルダム教会
というように、ノートルダムがつく教会が多いなとは思っていましたが、ノートルダムとは、聖母を現しているということなんですね。
火災となったパリのノートルダム大聖堂は、
「聖母マリア大聖堂」
であると。
フランスの聖母マリアの名のつく施設の代表がターゲットになったと。
これらの宗教施設への攻撃者の正体はわからないですけれど、何となく、その背後には、
「すべての聖母マリアを破壊せよ」
というような意志も見えてくるような……。
ふと思い出しますと、「フランスと聖母マリア」といえば、昨年の 8月に、「聖母マリアに捧げられる川の水がシンクホールと共に消滅した」という事象を以下の記事で取りあげたことがありました。
聖母マリアに捧げられるフランスの川の水が「シンクホールに飲み込まれて消滅」した頃、アメリカでは次々と聖母像が破壊され、南米では血の涙を流す
なお、現在のフランスで起きている「教会への攻撃」ですけれど、どの報道を見ても、それを行った人が「捕まった」という記述がないのです。
そこから考えますと、
「いまだに一人も逮捕されていない」
ということになりそうなのです。
2月だけで 47件の教会等への攻撃と冒瀆行為があったとすれば、4月の現在までには、相当な数の攻撃と冒瀆行為が起きていたはずです。
しかし「誰も捕まってない」可能性が高い。
もちろん、いろいろな地域で起きていることを考えますと、複数のさまざまな個人やグループが絡んでいるということにはなるのでしょうけれど、
そこには、もしかすると、
「中心的存在」
がいる(あるいは「ある」)可能性もないではないのかもしれません。
もし、そうだとすれば、ノートルダム大聖堂の火災ですべてが完結するとはとても思えないわけで、場合によっては、今回のパリの火災は、
「始まり」
である可能性も少し感じます。
悪魔というフレーズを使わなくとも、今、フランスで起きていることは「悪魔的」ではあるわけで、これが今後どうなるのか。
意外とすぐにわかってくると思います。
In Deep
https://indeep.jp/notredame-fire-in-demonize-situation-of-france/
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