ほへと: 東西南北とエゴ
2020年01月15日
風水方位とエゴの関連について
■概要
風水の方位を、エゴとセルフ、現実などの、ほへと数秘ワードを用いて説明するシリーズです。方位は八方位、時間や季節を決定するために、磁北ではなく、天体の運行の真北を基準とします。
重要な方位としては、北と南があります。北とは、太陽が一番低い位置であり見ることはできない。南は太陽が一番高い位置である。この方位は、今を表し、本当の自分自身であるセルフや、さらに上位ステージと繋がる方位と考える。
鬼門線と呼ばれる、北東と南西があります。北東とは温度が一番低い位置であり、南西は温度が一番上がる位置である。この方位は、エゴのパワーを表し、北東はエゴのパワーが陰MAXとなり、南西はエゴパワー陽MAXとなる。
東西は、日の出と日の入りの方位ですが、東はエゴが現実に対して、意志を発動する位置であり、西はその結果を表し、現実が変わったのか、変えられなかったかを示す方位となる。南東と北西は、南東はエゴが力を発揮するための外的要因の成長、人脈や環境を表す位置であり、北西は、エゴの内的成長、経験から知識などの得る方位となります。風水方位には、
北→東→南→西→北と
いう時間の流れがあります。八方位をただの平面と考えないように。
そして、重要なのが方位の風水の吉凶、良し悪しである。北の方位の風水が良い時は、セルフがいい働きをして、悪い風水ならセルフが働けないということ。という風に、方位は風水の良し悪しによって、その方位の問題だけではなく、時間の流れによって、例えば、北が悪い場合は、北東では、陰に極まったエゴが、幽霊や鬼になったり、東で、目先のエゴの欲望を目指したり、すべての方位に影響するということです。
■方位と時間
◯風水方位には、北→東→南→西→北という時間の流れがあります。八方位をただの平面と考えないように
方位を単に、空間上の平面大地をあるポイントのを位置を示す、方角と距離的な感じで考えていると思う。方角と方位は微妙に違う、方角は時間で言うと何時何分、方位は、朝方とか、昼とか、区切りである。実際、北とか南とかを決めているのが、地球の自転と公転である。自転は一日、公転は一年を決めます。方位は、一日と一年を重ねる効果もあります。
方位と時間。
風水の調節とは、北は、冬や夜、南は昼や夏といった、自然界のあるべき現象に合わすことが重要となります。ただ、風水の方位には、いろいろな要素を重ね合わせることもできます。例えば、植物を、合わせれば、北は、地中の中の種。春は草、夏は花、秋は実という感じだ。
実際の生活での「行動」について、人間の一生に合わせてみれば、まぁこのように、方位というのには、時間の流れ、物事のプロセスがあります。
もし、ある方位に問題があるなら、その方位が担当する、時間の部分に問題が生じ、全体の物事の成否に関わるということです。また風水方位の八方位の重要度は、一律等しいわけではない。基本の四方位、東西南北は、四神と云われ、青龍・白虎・朱雀・玄武と呼び、特に重要です。日本では、家相において、北東・鬼門を重視するが、重要というより、汚してははいけない方位という感じ。
■東西南北とエゴについて
↑北は神聖な方位。気づきによるクライムを象徴する方位。
気づきにより、潜在意識が書き換えられ、エゴがバージョンアップする。
北の方位は、北の方位と同時に真下も表す。
故に、床にものが散乱していたり、汚れていることも、北の方位が汚れていることになる。古来、日本では拭き掃除、掃き掃除で、床をキレイにする。足で踏む、床こそが実は一番神聖なのだ。
北の方位は五臓では腎臓、住居のユニットとしてはトイレ等水回りに相当する。上の件と合わせて、トイレ掃除は重要ということだ。
↓南の方位は、「皆見」、現実・エゴ・セルフを行動により統一する方位。
統一する行動により。己の深部からこの世界に関わることになる。
我々が生きている、それを表現する方位。
今を生きる。の今とは、「南」。南は南の方位とともに真上も表す。故に、天井が暗い、低い、雨漏りなど、天井に問題があれば、南の方位のパワーが発揮できない。
南の方位は、五臓では心臓、心臓は喜びを表し、不幸は心臓に負担を掛ける。住居のユニットとしては照明やコンロ、また喜びを表すものも。
→東の方位は、日頭、ひいづるかしら、感受した現実を、変えようと行動を起こすこと。考えているだけでは何も変わらない。勇気を出して、行動に出なければいけない。そんな勇気や気力を与えてくれる方位。東の方位のパワーが弱ければ、現状を変えたいと思っても、思うだけで終了する。せめて、朝早く起きて、朝陽を拝もう。
東の方位は、五臓では肝臓。肝臓は持続力と決断力を表します。このままではいかんと思えば、方向を転換しなければいけない。
←西の方位は、煮死、東の方位で始め、南で力を発揮した結果が、この西に現れる。東で何も起こさず、南で力を発揮して無ければ、西はただ黄昏れるだけ。種も蒔かず、花も咲かなければ、実を収穫することなく、冬が訪れる。また西の方位が悪ければ、思うほど収穫、幸を得ない。
西の方位は、五臓では肺。肺は金、実、結果を表します。呼吸の弱い、浅いは、金を失い、結果が出ません。喪失感。
■南北
風水方位の八方位の重要度は、一律等しいわけではない。基本の四方位、東西南北は、四神と云われ、青龍・白虎・朱雀・玄武と呼び、特に重要です。日本では、家相において、北東・鬼門を重視するが、重要というより、汚してははいけない方位という感じ。ほへと数秘論的には、まずは南北が一番重要と考えます。
そもそも南北とは何か?
南とは真上、北とは真下なのだ。実際、赤道直下では太陽が真上に来て、影が無くなったり、井戸の底の水面に太陽が写ったりする日が存在する。この現象はいろいろなことを思い起こす。真上、真下、垂直、重力、遠心力、求心力、内、外、アロー、バック。南北は垂直。真上真下。
これを掘り下げていけば、地球中心へ向かう方向が「北」であり、それは点である。地球中心から全天球面方向へが「南」ともいえる天球面、球体の内面である面である。これはステージ5の細胞、バクテリアにおける、原初的な意識。外部に対しての意識:南と、自分(内部)に対しての意識:北と重なる。
北はクライム(次元上昇)、オリジンタイプC
南はディセント(次元降下)、オリジンタイプD
北はセルフを通じもっと高いステージと繋る方位。もっとも高いステージ5、細胞、バクテリア、受精卵。故に、最も神聖な方位ある。多くの神社は、北に向かって拝をするようになっている。
南のディセントはステージが低いというのではなく、インスタンス、現象化、この現実(ステージ1)を作っているということ。
南北ラインで、高いステージから現実ステージ1までを統合するという意味がある。
北の方位と南の方位を極めて、本当に私というものが、現実だけではなく、こころの世界にも、潜在意識の世界にも、もっと奥深い世界にも存在することができる。そういう高次ステージのパワーを得るのが真の風水なのだ。
■東西
東西ラインとは時間軸を表し、東が未来、南北が今、西が過去となります。
太陽が時計の針ですね。
実際の時間的には西と東では、太陽が西の頃には、東のほうが過去ではあるが、東は経験前、西は経験後の意味になるので東が未来で西が過去というわけです。要するに、南を見ているわけですね。東はこれから南へ行くぞ、店に入るぞ!という感じで未来。西では、南に行ったぞ、店に行ってきたという感じで過去。
東:春は今年の豊作を祈り(未来)。朝は今日一日を予定する。
西:秋は実を刈り取る。(過去)。夕は、学校や仕事から帰ってくる。
東西は地球自転の方向、車で言えば前方が東、後方が西となる。
気功などで、朝は空気(気)がきれいだが、夕は空気が汚れるという言われるのもこういうところから来ている。
そういう意味では、皆さんは、東西のどっちでもいいと言う感じが大半だと思いますが、
風水的な方位の意味は大きく違います。
東とは〇〇と頭で覚えるのではなく、東のパワーの意味を経験から抽象的に把握しましょう。どの方位も。
玄関が東に向いていると東のパワーを得ます。同じように、西を向いていると西のパワーを得ます。水回りが、東にあれば、東のパワーを失います。同じように、西にあれば、西のパワーを失います。
東はアロー、オリジンタイプA
西はバック、オリジンタイプB
南北=中心から外へ向かう意識か、外から中心に向かう意識か?それは、ステージ5の最も原初的な意識。やがて、時間が生まれる。時間は、天体の運行が生み出している。ステージ4となり、上下の意識に加えて、前後(未来・過去)という意識が加わる。これが、四方位の基本となる。
北を水、それは生命の源、また水は下へ向かう。
南は火、生命の輝き、火は上に向かう。
東は木、下から上に伸びて行きます。
西は金、実った実は下に落ちます。頭を垂れる稲穂だな。
この時点では、五行ではなく、四行ですね。主体は、固定である。植物的ですね。五行になり、土(身体)が生まれ、移動できるようになります。
■斜め方位とエゴ
北東方位はエゴが最も陰で、エゴが受ける影響に関連する。
南西方位はエゴが最も陽で、行動や感情などが過剰に出ることに関連する。
南東方位はエゴが現実での成長や影響力、人脈等に関連する。
北西方位はエゴの内面での知識成長に関連する。
ステージ3となり、身体を自律的に動かす、脊椎動物に進化(ディセント)する。この身体を個別に、自律的に動かす意識が、エゴ意識の基本となる。
ステージ5、4では、おそらくこのエゴ意識はなく、真の生命意識があると思われる。
また、ステージ3が個別エゴ意識であるが、潜在意識、無意識であるが、
ステージ2で哺乳類に進化(ディセント)し、潜在意識・無意識の上に、顕在意識(心)が生まれる。
一般的には、この顕在意識(心)をエゴと呼んでいる。このエゴ意識は、上・下・前・後・左右の五行を持つ。または3次元意識である。
上下(Y軸)、前後(X軸)、左右(Z軸)
ステージ4までは、上・下・前・後の意識であった、これが北を水、南は火、東は木、西は金であるが、新たに、左右の5つ目が加わり、これが土である。四方位における中央に示される土は、八方位における、北東と南西に、そして中央である。
北東は気温が一番下がる、節分や丑三つ時(午前2時半から3時)は、そのままエゴの陰の部分と関連する。陰とは弱いとは少し違うが、エゴが弱まり、心が澄みきる時間帯である。それを方位に変換したのが北東の方位だ。
1:陰故に、現実からの影響を受ける。すなわち北東の方位が悪ければ、心が荒れる、荒れる事柄をもれなく引き寄せる。良ければ心が安定する。
2:陰故に、セルフが弱ければ、自信が無ければ、すなわち自分がなければ、心はさらに恐怖心に襲われる。それが強ければ霊障を起こす。
なので、古来より、北東に水回り=陰を持ってこないこと。八卦で北東は「艮」で山を表すように、どっしりとしたものが北東にあれば心が落ち着くというわけだ。
南西は、気温が一番上がる時間帯を方位に変換したもの。エゴの陽の部分と関連する。
エゴが陽は、褒め言葉ではない。京都弁で「いちびる」、すなわち調子に乗る。やりすぎる。という意味。また感情の暴走もある。南西は裏鬼門とも呼ばれるが、風水の調整は、北東鬼門と南西裏鬼門のバランスも重要である。
南東や北西は土ではないが、エゴが外界の現実面の発展と、内界の心の発展と関連する。よく、南東が人の縁とか恋愛出会いなど言われるが、ようするに、現実面からみたエゴの成長、影響のようなものだ。いざ何かを成そうとしたときに、一人では何もできない。恋愛も結婚もな。この南東が凶相なら、残念ながら、現実面に対してエゴの影響力に問題が生じるかもしれない。
南西は、内界の心の成長や知識の向上に関連する。現実での経験を経験値として加算してレベルアップできるか?というところだ。
このように、方位というのは、常に反対・対極の方位と対ということを忘れてはいけない。
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