2020年9月5日土曜日

玉蔵『日本経済 予言の書』 富裕層の未来図~





玉蔵『日本経済 予言の書』 富裕層の未来図~富裕層は未来の地図で土地を買っている
日本経済・予言の対談 元ボスコン鈴木貴博×カリスマ経済ブロガー・玉蔵! コロナと陰謀、秘密結社と監視社会を語る!
2020.08.24 16:00
『日本経済 予言の書 2020年代、不安な未来の読み解き方』 (PHPビジネス新書)
新型コロナウイルスの感染拡大により、誰も予想しない世界が訪れた。
「2020年代はこれまで叫ばれてきた様々な危機が現実化し、『日本が壊れる10年間』となる」
と予測するのは未来予測と経営戦略立案の専門家であり、ボストンコンサルティンググループ等を経て、数々の大企業の戦略立案プロジェクトに従事する鈴木貴博氏だ。
今年の初夏に発売された『日本経済 予言の書 2020年代、不安な未来の読み解き方』で、鈴木氏は、アフターコロナ経済と、その後に到来する「7つのショック」、そして「1つの希望」のを提示しているが、果たしてそれはオカルト的な”予言”で予測される未来と合致しているのか……。トカナは、陰謀論やオカルトにも造詣が深く、ブログで世界経済ランキング1位を獲得した元外資系投資銀行勤務の玉蔵氏を招き、対談を決行した。
■今年の年末にかけて、経済は混乱する
――アフターコロナの世界、具体的にどのような変化が起きるのでしょうか。
鈴木貴博(以下、鈴木) やはり、これから消費が冷え込みそうですし、景気が悪くなるのではないかと私は心配しています。
玉蔵氏(以下、玉蔵) 同じく私も。ただ、本格的に冷え込むのは年末じゃないかと。
鈴木 やっぱり! 秋冬ですよね。少し変わった現象としては、最近無駄にお金を遣う人も増えてきたということです。主に僕と同じ50代で同世代なんですけど、コロナをきっかけに「自分が死ぬ」ということを改めて考えた人が多いみたいで。僕自身も、中森明菜のDVDを買ってしまいまして。
玉蔵 中森明菜……ですか。結構、古いですね(笑)
鈴木 ちょっとした覚悟を伴った消費が50代以降にみられているというのが、アフターコロナのひとつの変化だと思います。
玉蔵 そうしたある種の希望的予測もあるかもしれませんが、私は逆に、食糧なども手に入らないような時代が来ると予測しているので、次に来るのは物価の高騰。つまり、インフレだと思うんです。
鈴木 なるほど。食料不足が起きる未来もありえます。
玉蔵 だから私は今、一生懸命、畑作業などやっているんですよね。
鈴木 一般的にはこのままいくと、デフレが起きて物が売れなくなると予測されているのですが、一方で、コロナの影響で工場生産の長期停止化が起きたら、インフレになるなと。いずれにせよ、経済に混乱をきたすのは間違いない。
玉蔵 たとえば、私が住んでいる山梨や長野って、農家で暮らしている方も多いんですけど、労働者を雇う家は明らかに減り、農地の面積も狭まって、減反している状況です。そうすると、野菜の出荷量が減るので、結果的に値段は上がるんじゃないかと。
鈴木 実際、今でも野菜の値段は高いですよね。
玉蔵 ですからこれからの時代、自給自足ができる体制を一人ひとりが整えることは重要なタスクだと思います。都会の人ならば「食べられる野草」くらいは覚えておいた方がいいでしょうね。
鈴木 都会の人は、スーパーの棚から商品が消えた段階でパニックになりますからね。
玉蔵 まあ、本当に困ったら、長野にいる私が受け入れますよ。
鈴木 トカナの読者が皆行っちゃいますから、パニックになっちゃいますよ(笑)
■山本太郎が日本経済を救う!? 新型コロナと陰謀
――『日本経済予言の書』の感想はいかがでしょうか?
玉蔵 鈴木さんは、「日本で自民党が崩れ、野党のポピュリズム政権が誕生するような状況が2020年代に起きる」可能性があるなど、最終的にアノミー(社会的規範が失われ、社会が乱れて無統制になった状態)が起きると書かれていた。
――『日本経済予言の書』では、もしアノミーな未来が訪れるとした場合、その未来を担う政治家を現役から選ぶなら山本太郎代表だと書いてありましたね。
玉蔵 私もその予測には同意で、結局、イレギュラーな方向に世界は動いていくんだと思っていて。でも、私からしたらイレギュラーだと感じるのも一般市民の思い込みで、それもまた支配者層のアジェンダどおりなのです。今の状況って、第二次世界大戦前夜の状況ととても似ている。米中貿易戦争の激化やイランを巡る緊張の高まり、グローバル化に足止めがかかってブロック経済に向かっている感じ……これはすべて歴史の繰り返しです。そして、第二次世界大戦は、ナチス・ドイツをブッシュらが支援したり、ロックフェラーが金儲けに走るなど、支配者層のための戦争だった。それがまた、繰り返されるに過ぎないのです。
コロナ→パンデミック→暴動……という流れの次には「民衆の中から、独裁的な人を誕生させよう」という風潮が生まれるはず。でも、そういう人が選ばれやすい社会の雰囲気は“作られたもの”ということです。
鈴木 ありえますね。一部の支配者層は“安定していない社会の方が、自分らの得になる”と考えているのは間違いありません。果たして新型コロナが偶然か仕組まれたのかは、陰謀論の中でも謎とされていますが、「コロナを利用しようと思っている層がいる」というのは、陰謀論の中でも頷ける話だと思います。
玉蔵 支配者層は、今のシステムを一度壊したかったのではないでしょうか。そうしないと、新しい社会を構築できないですから。だから、一回ぶっ壊しにかかっているのです。そして、彼らが目座すのはきつい監視社会でしょう。
■キツい管理社会の到来 アリババと中国共産党の闇とフリーメイソン
――本書でも、コロナ終息後、結果的に先進国の中で中国が経済的被害が少なく立ち直りも早いと評価されるはずとありました。そして、世界の先進国が中国のよいところ…デジタルチャイナを取り入れるという怖い予言が。
鈴木 そうですね。とにかく自由主義の先進国が社会主義国家よりもコロナで痛手を受けましたから、世界の政治家がより強い権力に関心をもつようになったのは、大きくて怖い変化です。そして僕は、世界がデジタルチャイナを模倣して、あまり嬉しくない管理社会が訪れる可能性を危惧しているんです。玉蔵さんとしては、それを狙っている人がいるということですね。
玉蔵 そういうことです。
鈴木 中国はデジタル監視社会を築いたことで犯罪率が低下するなど、うまくいってますからね…。
玉蔵 「天網」(AIを用いた顔認証テクノロジー。監視カメラのデジタル映像から個人を自動的に識別することができる)で全部管理していますしね。
鈴木 「天網」。英語で言うならスカイネットですから、映画「ターミネーター」から名前を拝借したといわれていますよね。機能としては、エドワード・スノーデンが告発した通信傍受システム「エシュロン」の中国版みたいな感じ。
玉蔵 そんな監視社会の中、江沢民の孫である江志成氏は中国大手企業の影の所有者だといわれている。アリババなんかもそうですね。
鈴木 アリババといえば面白い話があります。アリババって、ジャック・マーが創業したじゃないですか。中国の企業にも、日本同様に社長から役員というピラミッド構造があるわけですが、ある地点を境に、社長に続くラインと、中国共産党に続くラインの二股に分かれるんです。共産党トップとつながる別ラインができるんですね。つまり、一つの企業に二つのラインができているということです。そして、中国企業は成長とともにこの共産党ラインの力が強くなる傾向がある。ジャック・マーが追い出されたのもそうしたいきさつがあります。ですから、今後のアリババは完全に共産党の企業になると予想しますね。
玉蔵 多くの中国人が普段使いしているアリババグループの決済アプリ「アリペイ」のマスコットキャラクターは「一つ目」のありんこなのです。一つ目といえば、フリーメイソン。私としてはアリババも“完全に闇と繋がっている”という印象なんですよね。
■給付金とマイナンバーカードの陰謀
玉蔵 あと気になるのはマイナンバーカード。コロナの給付金によって、マイナンバーカードの絶対的な必要性が強調された。もし今後、経済不況が続いて“政府が毎月ひと世帯につき数十万を給付する”なんて話になったら、国民はみんなチップでもなんでも埋めると思うんですよね。でもこれって、聖書(ヨハネの黙示録16章16-18)でも予言されていることでして。人類奴隷化への道を進むことになります。
ヨハネの黙示録16章
16 また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた。
17 また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできないようにした。
18 ここに知恵がある。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間をさしているからである。その数字は六百六十六である。
鈴木 今、免許書とマイナンバーを統合しようという動きがあることからも、なんとしてでもマイナンバーカードを統一していきたいという政府の意欲が見えますよね。
その昔、ユダヤの王様が、国民に1人一枚銀貨を配ると言ったら皆が名乗り出て、それで徴兵システムが完成したという話がありますが、今回は「給付金」とチラつかせて国民にマイナンバーカードを受け取るように仕向けることで、管理社会への準備ができてきているといえます。
――「給付金」の話題が出ましたが、これまで安定していた日本企業が廃業する可能性について本書でも触れられていましたね。経済が破綻しても給付金はもらえるのでしょうか?
■今の日本経済は「裸の王様」真面目に経済を語る時代は終わった
鈴木 そこは難しいところで、「金融界のレジェンド」とも評された藤巻健史さんなんかは、10年以上前から日本の財政は破綻すると警鐘していた。しかし、実際は破綻していない。なぜなら、日銀がずっとお札を刷って、金融緩和をしているからです。古い理論では、これを続けた場合ハイパーインフレが起きるといわれていましたが、それも起きない。なぜかというと、円や通貨は、国民の幻想の上に成り立っているものだからです。だから、このまま国民が円を信じているならば、政府が無限にお金をすっていても、国は倒れない……そんな見立てもあるんですよ。つまり、給付金は出る、ということです。
玉蔵 それはMMT(ある条件下で政府は国債をいくらでも発行して良いという考え方)ですよね。一見するとそのままうまく運びそうなのですが、いずれ破綻するといわれています。
鈴木 そうそう、どこかで破綻するんですけど。政府は破綻しないと信じて実践している。株だって、MMTで日銀やら年金やらいろんなものが無限に買い支えているから下がらないじゃないないですか。だから、明らかに“おかしな現象”が起きるんです。大不況で業績悪化しているのに、株は全然下がらないという。ぼくはいま、笑いながら話していますけれどもね 。
玉蔵 本当に、笑っちゃうような現象が起きてますよ。だから、まじめに経済の話をする時期は過ぎてしまったということですよ。今は、コントのようです。みんなパンツはいていないのに、履いているかのように会議している。ニュースでも真面目な顔して語っちゃって、デタラメですよ。それが今の日本経済です。でも、常識があれば、こんな馬鹿げた話があるわけないことくらい誰でもわかります。
鈴木 (笑)。いつか、どどっと崩壊がおきて、アノミーが起きるはずなんですけど、なかなかそれが起きないっていう。
玉蔵 アノミーのトリガーとなるのが、地震なのか、パンデミックなのか、戦争なのか、それはわかりませんが、政府は経済の崩壊理由を「何か外的要因」に求めるはずですよ。
■NHKが予言する「首都直下地震」とNHK江戸川コナン説
鈴木貴博氏(以下、鈴木) 地震といえば、去年あたりからNHKが、首都直下地震系の特集を急に報じているのが気になりますよね。それは、もしも地震が起きたら日本経済は崩壊するという予告でもありますから。だから、仮に首都直下地震が起きた場合、安倍首相のせいでも、日銀のせいでもなく、「地震のせいで経済が崩壊した」ということになる。支配者にとっては良い流れで、「頑張って再建していきましょう」と国民に訴えつつ、あらかじめ練られていた支配者側のプランを打ち出す機会にもなります。
玉蔵氏(以下、玉蔵) 地震に関するNHKの一週間連続放送には私も違和感をおぼえました。実は私、2014年に御嶽山が噴火した際、現場付近にいたのです。そのとき不思議なことに、御嶽山には数日前からNHKの車が来ていたんですよ。偶然なのか、必然なのか……いまだに謎なんです。
鈴木 都市伝説に「NHK江戸川コナン説」というのがあって、これは、災害や事件があると、必ずNHKのカメラが近くにあるという話は昔から言われています。
鈴木 NHKは奥深い組織ですよね。なぜあんなに社員がいるのだろうというくらい人がいる組織ですから、我々が知っている表の組織以外に、何かあるのかも……と訝しむ声があるのもわかります。
玉蔵 もし組織があるとすれば、イギリスの諜報機関ではないでしょうか。NHKとイギリスには強い繋がりがありますからね。
鈴木 NHKはBBCとの共同制作作品が多いから、イギリスとつながりが強いという見立て自体は間違いないと思います。
玉蔵 なるほど。やはり私が御嶽山に登った時に噴火したのは、“狙われて”いたからなのでは…(笑)。
鈴木 抹殺しなければならない“なにか”があったのかも(笑)。
 ■Amazonの躍進は止められない!?
――本書にもあった「Amazonエフェクト」についてはどうでしょうか? ネット通販「アマゾン・ドット・コム」が進出する業界で、その影響を受け、業績や株価の低迷に悩む企業が増えていますが、今後はどうなるのでしょう。
玉蔵 今後を見据えれば、やはり人間にチップを埋め込んで、商品をオーダーしたらAmazonドローンが飛んできて、レジも不要でなんでも買える未来になると思います。1z
鈴木 10年以内に、確実に技術的にはそっちの方向にいきますよ。我々がデジタルトランスフォーメーションと呼んでいるものの中でも、物流を扱うのは難しいといわれていた。でも、倉庫問題も含めてAmazon、ZOZO、ヨドバシは非常にうまくやっている。普通の企業はこれら3社にはもう追いつけないでしょうね。
――最終的にAmazonに勝てる企業はあるのでしょうか?
鈴木 グーグル、マイクロソフト、アリババ、フェイスブック……そのくらいですかね。リアルな日本企業で勝てる会社はありません。規模が違いますから。
玉蔵 日本は、一度世界が崩壊でもしないとそれらの企業に勝てるチャンスは得られないでしょうね。
■世界経済の崩壊はいつ? 今年の秋に第二波がくる!?
――世界が崩壊……するとすればいつでしょうか?
鈴木 2050年ごろじゃないかな。AIの合理化が2030年だとして、どこかで世界的な暴動がおきて、社会全体が壊れる日を想像すると……2050年ぐらいという予測です
玉蔵 私は2030年くらいかなと。新円切り替えが2024年にあるじゃないですか。そのあたりでカオスになって、デノミ(経済政策の1つで、ある国の物価が大幅に変動し経済活動に支障をきたす際の解決手段として、または新たな為替相場制度への変更や通貨同盟への参加等の際に実施される)するのではないかと。そこから、デジタル円構想への移行が本格化するような気がするんです。
鈴木 中国はテクノロジーに自信があるからもう「デジタル元」構想を打ち出していますよね。現実に、中国は現金を使わない方向になっているから、新通貨には対応しやすくなっています。
――ずばり、今年から来年にかけて日本で起きる最大の経済ショックはなんだと思いますか?
玉蔵 災害とパンデミックによるインフレや暴動ですかね。パンデミックについては、第二波が多分くると思っています。実は、元マイクロソフトのクリフ・ハイ氏が開発した未来予想プログラム「ウェブボット」というものがあって、これまでは外れまくっていて存在も忘れられていたのですが、ここにきて2009年あたりのウェブボットが、ちょうど今当たっているんです。それでいうと、秋冬からパンデミックになるというし、ハイパーインフレと暴動でインフラがまわらなくなっていくとも書いている。今年中にも何か大変なことが起きるかもしれない。
■今後警戒が必要な企業を名指しで議論!
鈴木 今年もありえますよね。あるとき突然、思いもしない大企業が潰れる可能性もあるんじゃないかと思っているんです。警戒が必要なのはJALとANAのW破綻。ここまで国際線が出なくると、企業がもたない可能性はある。国がすぐに救うでしょうけれど(笑)。
玉蔵 私はテレビ局などエンタメ産業だと思います。コロナ禍ではほとんどの番組が録画や再放送で対応した。そうすると、スポンサーもつかなくなる。ネットフリックスなどVODも人気があるし、そもそもテレビを見る絶対数が減っている中でのコロナショックは企業にとって大きな痛手のはず。
鈴木 キー局の傘下にあるローカルテレビ局なんかきついでしょうね。地方経済の状態も良くないですし。いわゆる大手キー局のフジテレビやTBSなどが倒産する前に、地方のテレビ局どんどん立ち行かなくなる現象が起きると思う 。
■富裕層は未来の地図を所持して土地を買っている!
――本書では、地球温暖化に関しても大きく扱われていましたね。(第三章 気候災害の未来はどう予測されているのか)今後も温暖化問題は続くのでしょうか。
鈴木 本の中では、スーパータイフーンの日本上陸や、首都圏を守る地下神殿、日本を襲う熱波について触れましたが、集中豪雨も重要です。なぜなら、豪雨の死者は昨今急増しているからです。それも、2010年代になって、一気に増えている。これは、海面の温度が上昇するからなのですが、このトレンドはどう考えても今後も右肩上がりとなり、加速する一方となります。2020年代は毎回のように自然災害が起きて、今以上に悲惨なことが起きるでしょうね。
玉蔵 私自身は、温暖化もしているし、寒冷化もしていると考えています。実は今、太陽が「4極化」してきていて、それに応じて、地球も4極化に向かっているんじゃないかという話もある。SとNだけではなく、もう一つ軸ができる感じですね。
鈴木 たしかに、大西洋には「温度がおかしいエリアがある」という話もありますよね。異常な磁場がある地域もあるし……。単純な地球温暖化が原因で災害が増えているのではないという説も一理あります。
――地球温暖化で躍進する企業などあるのでしょうか?
鈴木 イーロン・マスクかな。彼はこのチャンスを最大に使っていますよね。玉蔵さんはどう思いますか?
玉蔵 海面が上昇してどんどん陸地が狭くなる可能性があるといわれていますが、高度がある長野に某大企業が土地を買いに来ているんですよ。どうやら「海岸線が沈んでも最後に残る土地が記された未来地図」を持っているらしいんです。だから、今いろんな土地を買っている企業は未来の世界地図を知っているのではないかと。
鈴木 中国人は北海道のニセコあたりを買っていますよね。温暖化で海面が上昇しても、なおかつ価値が高い場所を彼らは知っているんです。中国は経済的に先回りして、結構そういう場所を買っているんですよ。
玉蔵 ビル・ゲイツも軽井沢に来ているのはそういう理由でしょう。
鈴木 地球温暖化が進んだ「アフター温暖化マップ」ですが、いわゆる支配層は持っているはずです。アメリカで一番悲惨な大都市はクリーブランドといわれていますが、実は、地球温暖化が進んだ2045年には一番住みやすい土地になるといわれている。だから「一番みじめな都市・クリーブランド」というのは、支配層が勝手につけて価値を下げられているということです。この隙にアメリカの支配層が買っているんですよ。
経済、陰謀、予言……これらすべてに言及した対談がこれまであっただろうか? 「経済の未来地図」を手にしたい方はぜひ、『日本経済予言の書』を手に取ってみてほしい。

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プロフィール:鈴木 貴博
経済評論家、百年コンサルティング代表
東京大学工学部物理工学科卒。ボストンコンサルティンググループ、ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)を経て2003年に独立。著書に『日本経済予言の書 2020年代、不安な未来の読み解き方』(PHP)、『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』(講談社)、『戦略思考トレーニングシリーズ』(日経文庫)などがある。BS朝日『モノシリスト』準レギュラーなどテレビ出演も多い。オスカープロモーション所属。
イベント出演情報:8/26(水)19:40~配信開始! “新しい地下”presents 【無観客有料配信】「地下クイズパーティーナイト!」 【主催】 鈴木貴博、山本匡人、ルクセン高橋 【ゲスト】 能町みね子、渡辺徹 【MC】 愛葉るび 地下クイズ界に名を轟かす猛者に、その博識ぶりを生配信でお届けします。
プロフィール:玉蔵
玉蔵の名で主催する、月間150万PV、10年続く人気ブログ「黄金の金玉を知らないか?」では国内外の政治・経済動向から宇宙理論、物理学理論、人体理論等々、幅広い話題をわかりやすく解説して人気を博している。ブロガー以前は、国内電機メーカーから外資金融、OS開発会社に勤務。Linux Worldなどではエバンジェリストとしても活躍していた。現在は、信州の田舎で半自給自足生活を行いながら「黄金村コミュニティ」を主催している。

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