2007年7月21日土曜日

ショーン・デービット・モートン

ショーン・デービット・モートン
このブログで何度か紹介した投資コンサルタントのショーン・デービット・モートンという人物がいる。
彼はロモートビューイング(遠隔透視)と占星術、さらにマヤカレンダーなどを駆使して世界情勢、大規模災害、相場などを予測している。
これも以前の記事で紹介済みだが、
今年の1月3日の「Coast to Coast AM」モートンは以下のように予言した。
「ダウジョーンズは1万3千ドルを突破するだろう。
だが、これはたかだか最上位30社の株価平均にしかすぎない。
(※ダウは最上位30社の株価の平均値であることをいっている)
これらの会社は互いに合併と買収を繰り返している。これは経済全体にとってはあまり好ましいことではない。
世界の全面的な株価崩壊を誘発するだろう。そして米国のインフレ率は20-25%を記録することになる。
ドルの平価切り下げ後、アメリカ、カナダ、メキシコの共通通貨のAMERO(アメロ)が導入されるだろう。」
事実、今年の4月25日、ダウ平均は1万3千ドルの大台を突破し、史上最高値を記録した。
さらにモートンは、3月にも同番組に出演して「近いうちに1万4000ドルを超える」と予言したが、
実際にダウは予言の通り7月19日に1万4000ドル41セントで取引を終え史上最高値を更新した。
そして7月27日(現地時間は26日)ダウは300ポイント以上暴落した。
それは中国、韓国、日本などの主要国に飛火して世界同時株安になった。
今回の暴落が、モートンの予言しているような「20-25%の記録的なインフレ」とそれに端を発する「AMERO(アメロ)の導入」にいたるのかどうかはまだ分からない。
これは以前の記事ですでに書いた。
筆者はこの数日「Coast to Coast AM」を聞きそびれていたのだが、
モートンが27日の世界同時株安を受けてこれまでの予言の総括と今後の予言を公開していることを知った。
早速聞いてみたが、日本の地震に関する警告と予言などもあって緊急性が高いかもしれないと判断しここに要約する。
なお、モートンはアメリカ人でもめったにいないくらいの早口で、
なおかつ話題が非常によく飛ぶので要約は容易ではない。若干のミスがあるかもしれないがご容赦願いたい。

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-date-200707.html




モートンの最新予言
株価暴落後の展開に関して
「確かに私は株価が史上最高値を付けたあと暴落し、
その後ハイパーインフレからアメロの導入が始まるといった。
それはアメリカ中心のシステムが崩壊することを意味する。
だが今回の株価の暴落はそのような大きな変化の引き金となるものではない。
単なる市場の調整だ。なので株価はすぐにもとの水準に回復するだろう。
今年の初めの予言から出来事のタイムラインが変化したので予言の再調整が必要になる。
実際の崩壊は今年の11月10日から30日の間に始まるはずだ。そのきっかけとなるのは政治的な事件だと考える。
カール・ヨハン・コルマンのマヤカレンダースケジュール(コルマンインデックス)では今年の11月17日からNight5に入る。
私もコルマンインデックスの信奉者だ。この期間はアルマゲドンが一番起こりやすい時期だと考える。
株価の暴落やアメリカ中心のシステムの崩壊が始まるのはこの時期からだ。」
政治の変動に関して
「ブッシュとチェイニーが任期をまっとうするとは思えない。
任期中に消えるはずだ。ブッシュは弾劾されるか暗殺され(※番組の司会者から『暗殺』という言葉を使うとシークレットサービスが
調査に来るので絶対にいわないようにそくされる。なので彼は『暗殺』をほのめかした。)、
副大統領のチェイニーはボロボロになるまで引き裂かれて終わる。この一連の事件が起こるのが
コルマンインデックスのNight5(11月17日)に入るころからだ。経済の変動もこれがきっかけとなり始まる。」
アメリカ経済の現状に関して
「今年の11月10日以降、ハイパーインフレがアメリカを襲うのは避けられない。
昨年から連邦準備銀行は、世界に流通しているドルの総量を表すM3インデックスの公表は今後しないことを発表したが、
それはもはやドルの増加がコントロール不能な状態になっており、
実際にどのくらいのドルが世界に流通しているのか政府も把握していないからだ。
アメリカ政府は巨額の赤字を埋めるために海外から膨大な借金をしているが、
これを単にドルを印刷することで返している。このためドルの供給量はコントロール不能になり、
実際は借金の総額をはるかに上回るドルがすでに流通してしまっている。
さらに、北朝鮮をはじめイランやロシアなどもドルの偽造紙幣を大量に印刷し、
これを流通させている。
ソビエト時代にレーガン政権は、偽造ルーブルを大量に流通させてインフレを起こしてルーブルの価値を暴落させ、
通貨の国際的な信用を崩壊させた。これがソビエトを崩壊させる戦略であった。
いまロシアはこれとまったく同じことをアメリカに対して行い、アメリカ経済の崩壊を狙っている。
これは明らかに報復だ。
実際に流通しているドルの総量が明らかになるのが11月のNight5の時期からなのだ。
その数量は予想をはるかに超えるものであり、それが明らかになるとドルの価値は一気に低落する。
それとともにアメリカをハイパーインフレが襲う。」
イラン攻撃に関して
「ブッシュ政権はイラン攻撃を真剣に考えている。
その理由は一般の説明とは大きく異なる。それは以下のような理解だ。
ブッシュとチェイニーは自分たちに任期が終了すると民主党が圧勝し、
2009年から8年間は完全な民主党主導の政権が続く。
イラク戦争の失敗後、イランはこの地域の最大の大国になるだろう。
この結果、ほおっておくと中東の油田はすべてイランの支配下になるだろう。
さらにイランは自らのシーア派のイデオロギーの拡大を容赦なく行うので、
第3次世界大戦は避けられなくなる。
だが、民主党政権はブッシュ政権のような強攻策に出ることは不可能だ。
交渉で問題を解決しようとするだろう。その結果、アメリカは攻撃の対象になる。
このような事態に陥る前にイランの生きの目を止めておかねばならない。
ブッシュとチェイニーはこのような考えに固執しているので、
かならず彼らはイラン攻撃を行うはずだ。
最初、イラン攻撃は7月7日に行う予定であったようだ。
だがイスラエルから、まだ攻撃準備ができていないとの訴えがあり、
これで攻撃が延期になったまでだ。攻撃は11月に行われると思う。」
オサマ・ビンラディンに関して
「オサマ・ビンラディンはすでに死亡している。
2002年4月にパキスタンで米軍の特殊部隊デルタフォースが行った作戦でビンラディン殺害された。
ビンラディンの死体の一部はDNA鑑定され、死体が本人であることが確認された。
死体はサウジアラビアで埋葬された。
ビンラディンがまだ生きていることにしておくことはブッシュ政権のプロパガンダにとって有利なので、
いまだに生きていることにされているだけだ。」
大規模災害
「今年の3月、日本でM7級の地震の発生を予言したが、
それは新潟地震ではからずも当たってしまった。だがこれで地震は終わったわけではない。
いまはっきりと見えるのは、大きな地震でガスか水蒸気のようなものが漏れ、
都市で多くの人が死んでゆく映像だ。これは日本で起きる。あと2-3週間くらいで起きるはずだ。
(※この番組が放送されたのは日本時間で7月27日である。それから2-3週間だ。)
8月26日から9月15日くらいの期間にカトリナ級の巨大ハリケーンがカロライナ州を沿岸部から襲う。
その後それは北上し、他の州に被害をもたらすだろう。
オハイオ州の活断層が震源となる地震が起こる。今年の11月頃だろう。
また、シアトルにものすごいエネルギーが蓄積されているのが分かる。
大変なエネルギーだ!だが、その地震がいつ起こるのかはっきりとはわからない。」
以上が要約である。どうのような印象を持つだろうか?少なくとも今回の株価の暴落に関する判断は当たっているように筆者には思われる。
実際ニューヨークダウは本日から上げに転じており、これは短期の市場調整であったことをうかがわせている。
実際、植草教授も以下のようにいっており、さほど大きな問題とはならないと指摘している。
「重要な点は株価調整がトレンド転換をもたらす調整であるのか、
トレンドが不変ななかで一時的な調整を演じるのかの見極めである。現状では、トレンド転換をもたらすものではないと筆者は判断している。
しかし、調整完了にはある程度の時間を要するものと考える。」
モートンは最後に以下のようにいった。
「今年の夏が終わる頃から、いっせいに悪魔が襲ってくるような事態になるはずだ。」

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ
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モートンの予言は、ホーグやその他の予言とも内容的にシンクロしており見逃せない。
ジョン・ホーグの続きを書くときに、改めてモートンの予言も評価したい。
だが地震の予言はどうだろうか?外れることを真に願う。

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ
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