2020年9月15日火曜日




YORII: 菅義偉さんのホロスコープ
【射手座】菅義偉さん
菅義偉さんのホロスコープ【射手座】
By YORII
2020-09-09
自民党の総裁選が告示されました。
そこで今日は、総裁選に立候補している三氏のうち、ポスト安倍の大本命と言われる菅義偉さんのホロスコープを見てみたいと思います。
菅義偉さんのホロスコープです。
(出生時間は不明です)
射手座の太陽です。
菅さんと言うと、いつもテレビで見る定例記者会見でのクールで落ち着いた印象が強いので、ちょっと意外でした。ただ、月が水瓶座にあると思われるのでこの辺が感情をあまり表に出さないあのポーカーフェイスに表れているのかな?とも思います。
また、射手座と水瓶座の組み合わせは自由に動ける状態が心地よく、縛られることを特に嫌いますから菅さんが無派閥というのも納得です。
そして月が水瓶座なので自分の信念には忠実で頑固だろうな、、とは思いましたが
さらに太陽は土星と90度です。これは頑固に拍車をかけるようなもので、「~するべき」「~でなければならない」ということに囚われやすいかもしれません。
(かなり真面目で堅実だという事です)
太陽と土星のハードアスペクトは、若い時は大変なことも多いのですが、地道に苦労を重ね成長していくうちに自分自身がその場のルール(土星)となっていきますから、最後に笑うタイプとも言えるでしょう。
火星・木星も天王星と180度でしかも山羊座の火星ですからこれは着実に努力し、実績を積み重ね、社会的な権力を手にする配置です。非常に行動力抜群で、仕事も出来るのですがただ少し強引な一面はあるかもしれませんね。
月・水瓶座は一般的な感覚からかけ離れた人が多く、それは個性的で良いのですが、その共感されにくい感性で強引に事を進める事があっては、人は離れていくだけですのでこういった面については注意が必要だと思います。
火星・木星は土星と120度ですから
非常にタフで粘り強く、
物事に決して屈しない強靭な精神力で
様々な困難も乗り越えてきた人でしょう。
土星は乙女座にあり水星と90度です。菅さんは長年かけて正確でミスの少ない実務能力を磨いてきたことがわかりますね。また、太陽は冥王星と120度です。調和が取れたアスペクトですので、内面にかなり強い主張や強引さを持っていたとしても周囲との調和を取り、柔軟に対応する術を持っているのでしょう。転んでもタダでは起きない、何度でもやり直せる真の強さも持っています。
そして水瓶座の月は、改革派で頭脳派です。緻密な策略を巡らせることが得意で、ここはとても良い感じなのですが
一番気になるのは月と冥王星の180度です。月・冥王星の資質は、並外れた集中力と押しの強さ、強い支配力を発揮しますが感情が激しいのが特徴で一見して穏やかそうに見える菅さんですが実は、非常に気性が激しく攻撃的な面もあるのではないでしょうか。。思い込みが強く、融通の効かない一面もありそうです。
火星・ジュノーも90度で、これは関係が良い時はとてもいいのですが、関係が悪くなった途端に急にケンカ腰になる感じですね。。
と、ここまで書くと、普段の表面的な印象と違って、いかにも菅さんが頑固で強引で気性の激しい
怖い人のようにも思えますが、しかし、誰にでも
自分の中に矛盾はたくさんあるものです。
菅さんの水瓶座の月は、クールさが特徴で時に冷酷な決断もできる人ではありますが実はヒューマニストな一面もあり飄々とした雰囲気で独自路線を行きながらも人のために何かをしよう、助けようという気持ちで平等に人と接する人が多いのです。
もしかしたら菅さんは、若手に対してもあからさまに態度を変えたりしない、偉ぶらない人かもしれませんね。
また、自分が表立って目立つことを嫌い裏から人を世話するようなタイプなので、ここは、これまでの菅さんのイメージにピッタリな気がします。
もちろん月のサインの水瓶座は不動宮ですから、
自我も強く反骨心のようなものもありますが。とはいえ金星(人間関係)は蠍座ですので人との情のやり取りも大切にしますし相手の要望に誠実に応じる傾向もあります。ただ、情に流されることは無いと思います。
また、月が水瓶座ですから若干人嫌いで独特な感覚を持つため、もし総理大臣に選ばれたとしても
内心では、『人気なんか無くて結構。』とか思ってるかもしれません。。そして菅さんは射手座ですが、成熟した射手座であれば、ただ理想を語るだけではなく、有言実行で、自分の理想をしっかり体現するとともにきちんと人(後進)を育てることもできるでしょう。
こうしたことからも、ちょっと怖そうにも思える菅さんですが、彼が育てた人、彼を慕っている人は多そうですね。このまま菅さんが新総裁になるのか、まだ決まったわけではありませんがもし菅さんだったら、これからどんな組閣が行われるのかも気になります。総裁選の投開票は14日ですから、来週は激動の時になりそうですね。

Planet Lab
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「菅氏選出」、韓国主要紙が報じた韓国ならではの視点。「韓流ドラマ」「学歴」「酒の量」
吉崎エイジーニョ |ノンフィクションライター/ジャーナリスト
9/15(火) 11:25
14日に自民党総裁に選出された菅義偉(写真:ロイター/アフロ)
全体的な雰囲気は「関心度低し」
14日午後の菅義偉氏の自民党総裁選出そして事実上の新首相就任を韓国メディアはどう報じたのか。日本の他メディアも報じたとおり、はっきり言って「関心度が低い」というのが実際のところだ。14日の自民党総裁選の展望は既に韓国でも報じられており、菅氏選出は既定路線とされていた。また選出前の「外交は安倍氏に相談」という内容も伝わっていて「日韓関係に変化なし」というムードに覆われている。関心は「安倍首相辞任」までだった、というところだ。
14日夕方の国内最大のポータルサイト「NAVER」内の「リアルタイムアクセス数」の政治欄で、関連ニュースはベスト10に入らなかった。国内のチュ・ミエ法相関連のスキャンダル関連が関心を集めた。この点は本論の前にお伝えしておかなくてはならない。
決定前から菅氏選出を確実視 韓国メディア 首脳会談、徴用工問題などをキーポイントに
社説では各紙が論じる。いずれも「日本側の変化に期待」
とはいえ、新聞各紙は翌15日の社説で「菅氏選出」を論じた。各紙ともに2~3本の社説を掲載するなか、保革の主要一般紙では「朝鮮日報」以外すべてがトピックスとして選んだ。
【保守・右派】
中央日報「菅、日本の総理に事実上確定…韓日の葛藤を解け」
東亜日報「菅、日本の新しい総理に。安倍の影を抜け出し、韓日関係に新しい地平を開け」
朝鮮日報は「現法相のスキャンダル」「尹美香氏在宅起訴」「国内公企業の高い人件費と低い収益の不均衡」を論じ、日本の話題は入らなかった。
【革新・左派】
京郷新聞「新しい日本の総理菅、韓日関係は前向きに臨まねば」
ハンギョレ「菅次期総理、韓日関係前向きな姿勢を」
保革いずれも「日本側の姿勢変化に期待」という論調だ。既視感のあるものだ。
「韓国経済」は「愛の不時着」を絡め、両国交流論を論じる
いっぽうで2大経済紙の一角、「韓国経済新聞」の論調が興味深かった。
「ドン詰まりの韓日関係…”ソフト外交”から再び始めよう」
これは「双方の観点を少し変えてみよう」という話だ。
韓日関係をすぐに好転させるのが難しい状況であれば、文化・スポーツなどを活性化させる必要がある。いわゆる「ソフト外交」で両国間の緊張を解き、政治外交的な和解の雰囲気を作ろうというものだ。
出典:韓国経済新聞9月15日
「まずは交流できる点で交流を広げればいいのではないか」という考え方だ。同紙は日本では韓流ドラマの「愛の不時着」が旋風を巻き起こしている事例、そして韓国の若者の間で日本の映画、漫画、食べ物などが絶え間ない人気を呼んでいる点を挙げた。また、1998年に金大中大統領が日本文化の(韓国での)解禁を決め、両国の交流が広がったという事例もあるとした。
さらに当時も韓国国内で「浸食される」といった反対世論があった点を紹介。しかし「そういった大局的な決断が韓国の大衆文化の競争力を高め、韓流ブームの土台になったという分析もある」。また2005年から「韓日国交正常化40周年記念」としてソウルと東京でそれぞれ開かれ始めた交流イベントも、両国関係の橋渡しの役割を果たしてきていると強調した。
この韓国経済新聞の社説は、15日の各紙社説のなかでもオリジナリティが際立っていた。「朝鮮日報」は前日に「韓国らしく」分析。学歴、お酒の量まで紹介…保革の主要紙のうち、15日の社説で唯一「菅氏選出」を論じなかった保守系の「朝鮮日報」だが、選出前の14日に詳しい情報を報じた。この切り口に韓国らしさが現れており、興味深かった。タイトルは「自民党最初の無派閥・非世襲...日本の”事実上の次期総理”、菅はどういった人物?」。同記事では菅氏の出身地、学歴が詳しく記された。
「菅長官が総理になれば、日本の歴代総理の出身地域と出身大学を広げる契機となる。これまで日本の総理は東京や近郊の大都市出身が多く、東京大・慶応大・早稲田大の3大名門の出身者が大多数だった。菅長官は秋田県出身、法政大学出身の最初の総理だ」
この点への注目に、韓国の視点が現れている。現代の韓国社会が「地縁・血縁による優遇」に敏感である影響だ。この不公平感から生まれるパワハラ体質への反発は「甲質(カプチル)」という言葉を生み、いまや韓国社会で最も忌み嫌われれるワードだ。大韓航空の「ナッツリターン姫」、「朴槿恵前大統領弾劾」、「たまねぎ男騒動」はすべてこの点とも関連がある。つまりは「隣国・日本に地縁・血縁に大きく頼らない首相が生まれた」という点は注目ポイントなのだ。また「東大と早慶」を3大大学とするのは、「SKY」と呼ばれる首都圏の「ソウル大・高麗大・延世大」こそ名門、という見方によるものでもあるか。ちなみに日本の首相輩出人数ランキングでは、東大、早大に次ぎ慶大と京大が並んでいる。
「ぶっきらぼう」に対しては、”逆評価”も
いっぽう、同社説は日本では菅氏へのマイナス評価ともなっている点について、意外な評価も下している。「特に(菅氏は官房長官時代の)記者会見で、安倍内閣の各種スキャンダルについて『全く問題はない』『合っていない指摘』と言い、防御的対応をしてきた。メディアからは叱咤を受けたが、自民党の中では『信頼できる安定的な政権弁護人』という評価を受ける契機になった。メディアを敵に回した代わりに、党内から友軍を得ることになったのだ」
”戦う時には戦える”という評価なのだ。これまでの会見での姿は、筆者のような日本の一市民としてはあまり格好いいものではなかったが、国外から別の視点を示された印象だった。ある角度から見れば、そうも見れなくもない。
「酒量」を示す、韓国らしさ
同紙は最後に、菅氏個人の人となりまで細かく紹介した。
「10年前に14キロのダイエットに成功し、今も体型を維持している」
「毎朝5時に起きて新聞各紙を読み、その後40分散歩する」。
そして「酒もたばこも嗜まない」という点まで。現在でも韓国では時折、年配の方が「酒量(チュリャン)は?」と聞いてくることがある。写真はイメージ。筆者撮影
「お酒」の話は、韓国では過去(およそ90年代後半まで)にスポーツ選手などのプロフィール欄にによく「酒量(どれくらい飲めるか)」が記されたことを思い出させた。「ビール」「焼酎」「ウイスキー」などの好みの種類と、飲める分量が杯数で記されたのだ。韓国ではこれが個人のパーソナリティーを知るうえで分かりやすい指標だった。今回の菅氏の記事でも「らしい」切り口だった。この手の「韓国メディアが観た日本」という情報、近年は「日本のインターネット情報を韓国メディアが引用し、それをもう一度日本語で日本の読者が読む」という面も多い。しかし、ここで紹介した「韓国経済新聞」と「朝鮮日報」の記事は、独自の意見と視点が織り込まれており、興味深かった。
吉崎エイジーニョノンフィクションライター/ジャーナリスト

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